みなさまおはようございます。

前の記事から続きます。

 

予定通りの時刻にカステルモーラからタオルミーナへ

戻って来て、今旅行の第1の目的に備えます。

 

その目的とは

カトリックの暦、Corpus Domini

コルプス・ドミニ(聖体の祝日)を見学することです。

移動祝日のため、毎年日程が変わります。

2017年は6月18日(日)とわかっていたので

その日に合わせ、タオルミーナ入りを計画していました。
 

「聖体の祝日」は「パンとぶどう酒」を象徴のもと

復活して今も生き続けるイエスキリストの現存を讃え

聖体拝領によってキリストの御体と御血を賛美する日です。
 

19時からウンベルト通りなどの

主な通りでは聖体行列が行われます。

聖体行列の通りに花びらを用いたインフィオラータ

と呼ばれる「花の絨毯」が作られます。

 

わたしが、友達をシチリア旅行へ誘ったのも

インフィオラータを見ることがきっかけでした。

友達もすぐに興味を持ってくれ、わたし達のプランは

着々と進んでいました。

 

随分前から観に行きたいと願っていましたが

日程が合わず、今年はめずらしく6月にということが

わかり可能性を探っていました。

 

しかし、友達の「一緒に行く」という

即座の決断なしには実行することが出来なかった

と思うので友達に感謝しています。

 

いよいよ、タオルミーナの街中で

インフィオラータの準備が始まりました。

 

タオルミーナの地元の人達は朝からそわそわ

日本のお祭りの時と全く変わりません。

親しくなって、名前も憶えて、街角で何度も会うから

その度にまたどんどん親しくなっていきます。

 

幸運なことにわたし達日本人女性は小柄で若く見えるので

「チャオ ラガッツェ!」(やあ、お嬢さん達!)

と呼ばれると「あら、わたし達まだまだイケるかしら〜。」と一瞬勘違いをしてしまいそうにもなります。

きっとお祭り気分でみなさん高揚しているせいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17時半ぐらいからまだかまだかと宗教行列が始まるのを

待っていたのですが、20時近くなっても

まだのようだったのでレストランへ入って

先に夕飯を頂くことにしました。

この時間であればまだ席も十分に空いていてゆっくりと

頂くことが出来そうです。

 

通りに面したオープンスペースで

外の様子を伺いながら頂きます。

 

前菜の温野菜とグリル野菜。

 

 

 

 

 

ウニのスパゲッティ。

 

 

 

 

 

絶品です!!!

 

 

 

 

 

わたしはシチリアへ来たら絶対にウニのパスタを

頂こうと心に決めていたのですが、初めて頂いた

という友達もすっかり気に入って、この日から

連夜3回頂くことになります。

お腹も満足した21時ぐらい、日も暮れて来て

いよいよコルプスドーミニが始まります。

 

つづく。

 

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

どくしゃになってね!

 

 

 

*イタリア語の通訳翻訳承ります。

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