みなさまおはようございます。
1年の中で、わたしにとっては年末と同じぐらいの繁忙期である2月は
とにかく目の前にあるものをひとつづつ丁寧に進めるよう心がけています。

イタリアのファッションイベントが次々に開催され
イタリアと日本間の橋渡しという役割のわたしはフル稼働しています。

先週は東京で展示会の通訳をしていました。
配属された場所はなかなかハードな環境でしたが、ハートの暖かい人達との出会いもあり
救われました。
次から次に訪れるお客様に応対するために、わたしの頭の中は自動翻訳機の状態でした。
最近は、初めフレーズの音とリズムからイメージをつかんでおいてから
後で細かく訳すようにするとスピードが上がるようになりました。
そして、日々の発声トレーニングのおかげで、長時間話していても声が続くようになりました。

時々、お客様の流れがふと留るとイタリアの出展者達は集まって井戸端会議を始めていました。
話しの内容は「何を食べたか、どこへ行ったか」などが多かったです。

がっかり名所のひとつは、ハチ公の像と渋谷のスクランブル交差点。
もっと、大きな交差点で、大きな犬をイメージをしていたと言います。
でも、犬は犬なんだけどね。と思うのですが。

今回仲良くなったイタリア人女性がお昼休みを終えて
「keix~ ランチして来たよ! 美味しかった。でも何ていうのかはわからないんだけどね。」
と言いながら写真を見せてくれました。
料理と一緒にメニューの写真もあって海鮮ビビンバと書いてありました。

「これは日本の伝統的な料理ではないけれど、美味しいよね。」と彼女に言ったら
得意げになって喜んでいました。
何気ないことですが、外国人の目から見た日本について知るのは面白いです。

ブログには何回も書いて来た通り、クリスマス前からもう何個も家で作って友人知人達へ
プレゼントしたパネットーネの数はわからなくなってきていて、自分で頂く分はわずかなものです。
久しぶりに、イタリアの菓子職人が作ったものを頂きたいなあと思っていたら
なんと今回イタリアからのお土産として頂きました。




わたし、誰にも一言も言っていないのに、引き寄せてしまったようです。
飛び上がって(心の中で)喜んでしまいました。




イタリアではパネットーネはクリスマスから2月まで食されます。
実はミラノ以外ではあまり知られていないのですが、ミラノでは2月3日のサン・ビアジョ
の日の朝食にクリスマスから食べ続けて残ったパネットーネを頂くと寒さから
喉を守ってくれると言われているそうです。




日本でも2月3日の節分に大豆や恵方巻きを頂くので国は変わってもやっぱり人々の慣習って
似ている部分があって面白いなあと思います。




パネットーネの中には、カスタードクリーム、チョコレート、レーズン
そしてグラッパがたっぷり入っています。




美味し過ぎてうなってしまいました。
あああ~、ううう~。




いつも読んで頂きありがとうございます。
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