旅行２日目、長年の願いだった菩提寺へのお墓参りも無事終えて軽井沢への移動となった。
長野は学生の時、合宿で訪れたので初めてではないが軽井沢に足を踏み入れるのは今回が初めてだ。
道のりは意外と険しい山々が続く。
浅間山もテレビと見るのと全く同じなのですぐにわかった。
軽井沢に着いた頃はもう日が暮れてしまっていたのでペンションまでの行く道で少し迷ってしまった。
もしも国道までペンションの人に迎えに来てもらわなかったら辿り着けなかっただろう。
部屋からは車の音はいっさい聞こえない。
ペンションのオーナーから先日カモシカも来ましたとの説明があった。
リスや野鳥などの写真もたくさん見せてくれた。
（雪の上のリスの写真を見せられ「リスは冬眠しません。」と説明された。）
着いてすぐにもてなされた夕飯は自家製野菜を使ったお料理だ。
すごいボリュームと１８：３０からという早いスタートであまり食べれなかったのはとても残念だったがどれもおいしかった。
夜は何も娯楽がないので２２：３０には就寝した。
翌朝ペンションの周りを散歩して、それから焼きたての自家製パンの朝食をいただいた後次の目的地へ向かった。
ホテルを出て約１時間ほど山道を登って行くと「白糸の滝」の表示が出てきた。そこに車を置いて１０分ほど山中へ入ると滝が現れてきた。
白糸の滝はまるで水のカーテンのようで優美だ。
しかしそれよりも美しいのは滝の水が小川へ流れ込む様子だ。
そして水の元素と緑の元素が交じり合った空気はとても気持ちがよかった。
その澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込むと全身がよいもので満たされたような喜びを覚えた。
