上越への旅

シルバーウイーク後半から上越（新潟県）と軽井沢（長野県）への旅へ出た。
連休3日目の出発は2日目に比べ高速道路の混み具合はましという予測と共に出かけたのにもかかわらず、何度かの渋滞に合い結局埼玉の自宅から一日かけて上越市へたどり着いた。

埼玉県内走行中の風景はひたすら平野が続く。
自宅を出て2時間ぐらいで秩父の山々が見え始めるといよいよ埼玉県も終わり群馬県となる。
こんにゃくで有名な下仁田、絹糸で有名な富岡は山に囲まれた谷に街が広がる。
次第に1000メーター級の山々が現れるようになりトンネルの数も増えてくる。
いくつめかのトンネルの中で群馬県と長野県の県境の記しを見つける。
畑で耕されている作物の種類も微妙に変って行く。
新潟県に入ると急に水田が増え道路の表面がガリガリしている様子だ。
おそらくスパイクタイヤで傷つけられているのであろう。
このあたりはかつて日本一の積雪量を記録した地方だ。
町の信号機は積雪の分量を出来るだけ少なくするために縦型である。
街角の郵便ポストの上に可愛くのせられた謙信の像の写真を撮ったら
偶然にも縦型信号も写真に写っていた。

現在ＮＨＫの大河ドラマ「天地人」で登場人物上杉謙信の居城のある上越市は多くの観光客で賑わっている。
高田の街はかつての城下町であるが、残念ながらおもかげはあまり残って居ないが想像以上に綺麗な町並に驚かされた。
これも天地人向け街のアピールだろうか？

食べ物は日本海の海の幸を堪能した。

翌日今回の本来の目的であるわたしの先祖のお墓参りを済ませて
春日山城跡と日本海を見た後、軽井沢へ移動した。