混ぜる順番を変えてみる | トラットリア イル フィーロ

トラットリア イル フィーロ

旬の野菜と魚介、自然派ワインのイタリアン

こんにちは。

 

なぜかYoutubeのおススメ欄にアメリカのベストヒット(1960年代から10年刻みで90年代まで)が出てきまして。

90年代、アメリカに留学しており、インドア派&友達少なかった私は、ラジオを聴いたり、テレビでMTVやVH1を観たりして過ごしていたので、当時は流行りの音楽を結構聴いていたんです。

なので90年代を選んで聴いてみると、ほとんど知っている曲でした音譜

音楽って不思議なもので、聴いている曲で、その当時のことが一気に思い出せるんですね。 留学時代の楽しかったことや辛かったことが一気に頭の中を駆け巡り、ノスタルジックな気分になりました。

 

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おやつの時間用にケーキが欲しいな、、、と思い、冷蔵庫にあった人参でキャロットケーキを作ることにしました。

以前観た動画で、私が作るパウンドケーキの材料を混ぜる順番が違う作り方で作っていたので、味や食感にどんな違いがあるのか知りたくて、ちょっとマネしてみました。

 

その方の説明では、材料をボウルに入れる度に、混ぜ方やどのくらい混ぜる必要があるのか、そしてその理由、、、懇切丁寧にやり方を見せてくださってましてニコニコ

 

しかし、大抵、人というのは、説明通りに出来ない、というかやらないもので、その動画のやり方=いつもの順番とは違う順番で混ぜてみたのですが、慣れないせいで動きがぎこちなくなり、途中からなんとなく我流が混じり・・・

言われた通りにやってるのかやってないのか・・・でも結局、混ざり終え生地はいつもとあまり変わらない感じでした。

焼いてみたら生地の食感が違うかもキラキラと期待しつつオーブンへ。

 

私の感覚ではそこまで変わらず、でした。

 

違ったのは「人参」の見た目。

私はいつもフードプロセッサーを使うのですが、動画では食感(風味も?)が残るように、チーズおろし金で削ってまして。 じゃあ今回はそれを真似て、、とやってみたのですが、まず、きちんと削れない。

人参が固くて削りにくいし、そのせいで、あちこちに人参の欠片が飛び散るし、仕事量が一気に倍になり。。。

しかも粗削りなので、見た目が、「人参入ってます」的な主張が感じられ、私としては、うーん、、、といった感じでした。

 

人参嫌いな人が見たらバレちゃいますね。

味も、もしかしたら人参の風味が強くなっているかもしれません。

 

食感は違い分からず。

ということで、今まで通り、自分のやり方で作っていきます。

 

お菓子作りが苦手(だけど作りたい)方は、レシピ本に書かれている順番通りに忠実に作ったほうがいいです。

料理は科学ですから、順番には意味があると思いますので。

(もちろん、「愛」が一番です!)←シェフがいつも言ってる。