ゴミ回収[2022-05-26] ゴミを拾い続けると孤立する
おはようございます。早朝のゴミ拾いは、今日で163日目。トータルの継続日数は、205日目。今朝の気温は、18度。今朝は、久しぶりに新品の缶コーヒーを2つ回収。たまに、新品を捨てる人がいますが、何故捨てるのか謎ですね…。いらないから捨てるのだと思いますが。当然、新品とはいえ、中に何が入ってるかわからないので、排水溝に流して水洗い。新品でも、中に何かを混入させようと思えば方法はいろいろあるので、毒でも入ってると危険なので、処分しています。例え、安全でも、道端に投げ捨てられた物を拾い食い、拾い飲みするというのは、気が引けますが、でも、路上生活になり、飲み物と食べ物に困った際には、拾い食いや拾いのみをしてしまう可能性はないとは言えないです。VEフランクルの「夜と霧」のように、人間、極限まで追い詰められるとどうなるか、誰もわからないです。 2022-05-26に回収したゴミ 袋ゴミの中を確認 ゴミを水洗い ゴミを拾い続けると孤立する2022-05-26に回収したゴミ今朝、回収したゴミ。袋ゴミの中を確認今朝は袋ゴミ無し。ゴミを水洗い いつものように分別、清掃、水洗い。冒頭でも書いた通り、新品の空き缶の中身は処分しています。ゴミを拾い続けると孤立する以前、Twitterでゴミを拾う人は、恐らく統計的にみて100人に一人ぐらいの割合ではないかと書いたりしましたが、逆にゴミをポイ捨てする人は、タバコの吸い殻とか小さなものまで含めると100人中50人、残りは、どちらでもなくて、周りに流される人と、捨てない人ではないかと思ったりしています。ゴミを拾う人は、たまにTwitterや、ピリカなどのアプリを見ると、多いように見えるのですが、実際は物凄く少ないです。拾う人に焦点を当てて、毎日継続して拾う人となると、100人に一人よりさらに少なくなり、1000人に一人ぐらいではないかと思っています。数少ない、尊敬する大人の一人で、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏がいるのですが、凡事徹底という言葉は、個人的な座右の銘の一つで、日々実践しようと思っていても、中々難しいです。凡事徹底 (活学叢書)Amazon(アマゾン)172〜4,700円 仮に、ゴミを拾い続ける人が、1000人に1人だとすると、他のゴミを捨てる人や、拾わないというグループには、恐らく所属することは難しくなるので、当然というか、孤立する事になると思います。 ゴミ拾いを半年以上も休まず続けたりすると、もう道路のゴミを見て見ぬふりが出来なくなり、旧約聖書の「カイン」のように烙印を押す結果になり、生涯延々とその孤立感から抜け出す事が出来なくなる気はします。 過去、記事でも書いた気がしますが、仕事や、人伝の知り合いで、経営者の知り合いというのが何人かいて、たまに雑談をすることがあり、その際に、相談する相手がおらず、孤独だという話を直接聞いたことがあります。 物凄く多くの人と毎日出会って会話もしてるのに、悩みを相談する相手が一人もいないというのを聞いて驚いた記憶がありますが、経営者なので周囲の相談を受けて、話の聞き役になる事が多いのが原因なのだとか。 経営者が引退すると「相談役」になる事が多いですし、周囲の相談の聞き役が仕事なのかもしれないです。 松下幸之助氏が、心配するのが経営者の仕事というのを本の中で読んだ記憶があります。 よく言われるように、トップは孤独なのかもしれません。 これと同じようにゴミ拾いに関しても、1000人に1人になってしまうと、同じ仲間を探すためには、1000人の人と出会ってその中から一人を探し出すという作業が必要になり、かなり困難になると思います。 自分がこれまで、早朝のゴミ拾いを長期間、続けてきましたが、ゴミ拾いをしてる人に出会ったケースというのは、確か2人ぐらいで、尚且つ、その人を2度見たことは無かったですね…。 それぐらい、早朝にゴミ拾いをしてる人というのは少ないというか、絶滅危惧種の動物のように少ないです。 自分の悩みを相談したとしても、それを聞いて分かってくれる人というのは、同じようにゴミ拾いを休まず続けたような人になるのは、当然の結果で、相談相手は究極的に、自分自身しかいなくなるのではないかと思います。