（追記1）この問題、一応解決しました、詳細は、記事の下の方に記載。
（追記2）2022/11/17にアップデートが公開されこの問題は修正されました。
タイトル通り、「NZXT CAM」でGPU温度が表示されない問題が発生。
問題の時期は、「NZXT CAM」のアップデート後。
ネットと、Twitter情報を確認すると、Twitterに１件だけ同様の情報を数日前に発見。
時期的に、うちと同じく自動アップデート後と思われます。
サポートへ連絡
NZXT CAM のアプリ内から、サポートの方へ連絡できるので、簡単な英文を作成して連絡。
公式のフォーラムを見て無いので、そっちに情報があるかもですが、ちょっと時間がもったいないので。。
簡易水冷の「NZXT KRAKEN Z53」は、３万近い値段がするので、金額なりの対応はしてほしいところ…。
思い当たる節あり？
今回の不都合に関して、思い当たる点としては、RTX3060Tiのグラボドライバが、最新のものだとMeta Quest2でやや不都合があるので、古いドライバを入れて動かしている点など。
なので、今、最新ドライバをダウンロードして、これからインストール。
GPUドライバアップデート後も変らず
GPUドライバを最新の物にアップデートしましたが、結果、期待を裏切られる形で改善せず。
気になる点としては、NZXT CAMのシステムモニタ画面では、GPUの温度がしっかりと表示されている点。
別で表示される小窓の方は、CPUの液晶画面同様に「ー℃」の表示。
これは、ＧＰＵドライバをアップデートする前も同様。
ＧＰＵ情報は取得できているようですが、ミニパネル？とか、液晶モニタへの表示を行う内部処理で不具合が発生してる可能性が高いです。
Ｃ言語だと、ＧＰＵの温度が格納されている変数のポインタのアドレスを間違えているとか？
これ以上、時間をかけるのも勿体ないのでサポートへ連絡済みで、恐らく同様の報告もありそうなので、回答を待ちつつ仕事。
NXZT CAMのバージョン情報
海外フォーラム情報
やや古い情報ですが、以下の海外フォーラムで同様の報告があり、解決策を要約すると、Windowsのグラフィック設定で、ハードウェアアクセラレータの「ON・OFF」で改善したとの事。
設定項目はここ。
これを「ON」にして再起動。
問題改善されず。
更に、「OFF」にして再起動。
問題改善されず。
結果、ダメでした。
情報が古いのと、今回は、NZXT CAMのアップデート後に不都合が発生してるので、公式アプリのバグの可能性が高そうな気がします。
解決
オンボードGPUと、外部GPUを混同させて、マルチモニタ環境を作っているのですが、ふとそれが原因ではないかと、BIOSの設定から、IGPUマルチモニタの項目を、無効にすると復活しました。
要するに、RTX3060Tiの温度ではなく、オンボードグラフィック（CPU内蔵グラフィック）の温度を参照しようとしていたため、温度表示が変になっていたようです。
となると、NZXT CAMの設定で、CPU内蔵グラフィックではなく、RTX3060Tiの方へ変更できればいいのですが、
「PC Monitorrint」画面のGPUをクリックすると、GPUの選択はできるのですが、ここを変更しても、液晶モニタ側のGPUを変更できないようです…。
そもそも、自作PCユーザーなら暗黙の了解的な事ですが、オンボードGPUと、外部GPUを同時に使用することは昔からタブーで、BTOパソコンなどでは、オンボードGPUを使わないように、マザーボード側にグラフィック用のコネクタはあってもカバーをかけて、「×マーク」がついていたりで、使用しないことが当たり前になっています。
なので、それをやってる自分の方にも問題があるのかもですが、NZXT CAMの設定で、変更できるように改善して欲しいのは正直なところですね…。
現状では、BIOSで変更するか、アプリの設定ファイルを直接編集するか、レジストリの項目を弄るなどしか、解決策はなさそうな気はします。
暇があれば、それを可能にするツールを自作して、ネットに公開するかもしれません。
追記：
海外フォーラムに適当に英文を書いて投稿してみましたが、早速返信がついてて早いですね。（笑
とりあえず、ネット上に、NZXT CAMに関する情報自体がすくなく、海外フォーラムでも多分なさそうな情報なので、記事にして公開だけしておきます。
色々試して改善されない場合は、複数のGPUを同時に使用してることが問題かもしれません。
（追記2）2022/11/17
本日、2022/11/17にアップデートが公開されこの問題は修正されました。
ただ、残念ながらデバイスの選択項目の追加はないようです。
ソフトウェア側で、CPU内蔵GPUを判別して除外する処理が追加されただけなのかもしれません。
