気持ちが落ち始めた数年前。

「俺なんてまだまだだ」
「世の中俺より頑張ってる人間は腐るほどいる」

そんなことばかり考えるようになりました。

そして、仕事でもプライベートでも、頼まれごとは全て引き受けるようになってました。

「俺みたいな駄目人間を頼りにしてくれてる。もっともっと頑張らなければ」と思い、休むことなく数年間走れるだけ走ってきました。

時に、失敗もありました。

落ちてる時の失敗は、本当に重症で「やっぱり俺は駄目な人間なんだ。全部俺が悪いんだ」と考え、「死にたい」と思ったことは、一度や二度ではなかったです。

それでも、いい時もあります。

いい時には、少し復活するんです。

けど、それは長くは続きません。

落ちて、上がっての繰り返し。

落ちてる時も、元気なフリをしていました。

今思うと、僕の場合「死にたい」と思えてた時はまだマシだったのかな?なんて思ったりします。
と言うのも、診断を受けて寝たきりの時には、思考が全く停止して「死ぬ」ことすらしたくなくなっていました。

何もしたくないんです。

しかしながら、「死にたい」と思って命を絶つ人もいます。

よく「『死にたい』と言ってる奴は、言ってるだけ」と思われがちですが、それも違うと思います。
僕は、他人には言わなかったですが、死にたくて実行に移しかけた時は腐るほどあります。
それに、現に自殺者は増えてきている現状があります。
それを通り過ぎると「死ぬことすらいや」と言う思考に変わっていくのです。

ただ、それだけの事です。

正直に言うと、僕も人のことを言えたものではありません。
かつては、精神病の方に対しては、偏見がありました。

自分が経験してみて分かる事がたくさんあります。

世の中には、色んな人がいます。

みんな沢山の努力や、困難を乗り越えて来たことは、間違いありません。

逆に、乗り越えられない人もいます。

確かに、その人自身にも問題はあるでしょう。

僕のうつ病も、僕自身に原因がないか?と言われれば、もちろん「有る」と答えます。
しかし、果たしてそれだけでしょうか?
このブログを書いたり、最近色んな方と病気について話し合う機会に恵まれてきたことで、ふと分かったことがあります。

ここからは、生い立ちを兼ねて書きます。

かなり長編になると思います。

でも、この話面白い自信があります。

内容的にどうしても重くなりますが、面白いです。
我ながらよくできた人生だと感心するくらい。

ここに繋がってたか⁉︎と。

そう考えれば、今保育士やって、保育園の園長をさせていただいている事も、頷けますね。

今でも、色んな方と色んな話をさせてもらうだけでも、このブログを始めて正解だったと心から思います。

今は、無理なく「充実してる」と言える心があるのが嬉しい日々です。

皆さんのおかげです。

本当にありがとうございます。