お手本は7~9月下落の下降フラッグに注目していたが、今回に限り自分はその視点は不採用(あくまで今時点では)とし、5月安値と年初来安値でのレンジとして観る(切り上げてるレンジだからフラッグでもいいのかな)

 

まあ、どちらで観ても問題ないとは思う。

 

なのでレンジ内での細切れ作戦でエントリーしていくべきと考えた

 

 

フェーズ1.フラッグ完成を狙うベア派。

フェーズ2.フラッグ失敗でブル派の番。

 

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以下、コラム的なもの(大事な学びと考え引用掲載)

出典:MAYOHARE FX

「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。」

松下幸之助さんの名言にこのようなものがあります。

多少突き抜けたぐらいだと、叩かれ潰されることがありますが、完全に突き抜けてしまえば、味方が増え、新しい時代の創造につながる。

この言葉は、FXにも当てはまり、マーケットの”突き抜け感”はトレード・チャンスになります。

トレードにおいて”チャートのわかりやすさ”は正義です。 環境認識をしたうえで、わかりやすい値動きのパターンを覚えてしまえば、手法など全く知らなくても、高勝率なトレードが可能です。

1.出過ぎた杭とは?
2.大陽線・大陰線が機能しないとき。
3.エントリーの極意。

1.出過ぎた杭とは?

FXにおいて「出過ぎた杭」とは、注目価格を明らかに突き抜けた実体の大きなローソク足(大陽線・大陰線)を指します。

勿論、トレードを行う時間軸によって大陽線・大陰線の認識は異なりますが、デイトレや週トレをされているなら、日足の大陽線・大陰線が適当でしょう。日足ローソク足は、すべてのトレーダーが意識していると思われるからです。

4時間足

150円は強力な節目として注目され、10月に入ってからも、週足終値が4週連続で突破できない状況が続きました。

大局は上昇相場なので、日銀の介入で一時的に円高になっても、中期的には米国との金利差によって円安が進行すると考えられるので、少なくとも、2022年高値までは押し目買いできそうです。

1時間足

月曜日の「リーク報道」で、2週前の安値へ押し目を付けに急落。この動きが翌日の「日銀会合」に織り込まれれば、そのまま円安が進むと予測しました。

ただし、「日銀会合」でサプライズがあれば、さらに下押しされる可能性もあるので、リスクを減らすには、火曜日の大陽線を押し目買いするのが賢明です。

今週の初めでは、150.00の更新に関して意見が分かれそうですが、火曜日の大陽線を見ればブル派に傾くでしょう。150.00円という注目価格を突破した日足の大陽線に焦点を当てる人が多ければ、押し目買いの成功確率が高くなります。

2.大陽線・大陰線が機能しないとき。

全てのWボトムやWトップが反転シグナルとはならないように、全ての大陽線・大陰線が押し目買い・戻り売りの機会を与えてくれるわけではありません。

大陽線や大陰線は、経済指標やや要人発言によっても現れるので、そのすべてが押し目買い・戻り売りを約束しているわけじゃありません。

結局は上位足の環境次第で、”その現象がどこで起こるか”が重要です。裏を返せば、相場の環境認識力さえあれば、手法など全く知らなくても、WボトムやWトップ、大陽線や大陰線といった単純な現象だけで十分勝負できるというわけです。

1時間足


大陽線や大陰線が機能する条件のひとつは「ブレイク足」であることです。

今週のドル円なら、火曜日の大陽線終値が、150.00と先週高値を明らかに突き抜けるのが絶対条件になります。もし、ブレイク足でないなら、大陽線をみて押し目買いしても成功率は低いです。

二つ目の条件は、上位足のレジスタンスやサポートまでの値幅が確保されていることです。

例えば、2022年高値は日足レベル以上のレジスタンスという見方ができるので、その分だけ、押し目買いによる高値更新の成功率は下がります。

ただし、高値更新は狙えなくても、150.00から2022年高値への値幅は十分に確保されているので、2回目の上値試しなら問題ありません。

三つ目の条件は、重要な経済指標や要人発言がないことです。

今週は金曜日の「雇用統計」が運命の分かれ道となりました。もし、強い数字になれば、普通に押し目買いされていたでしょう。

3.エントリーの極意。

15分足

大陽線からの押し目買い戦略が正しくても、エントリーのタイミングを見誤ると勝てません。

エントリーの極意は、相手の決済タイミング(損切りや利益確定)に合わせてポジションを持つことです。

そのために、まずは、火曜大陽線の”押し戻し”による売りを受けますが、この”売りを受けるという現象”が押し目を形成することになります。ボクは先週高値と150.00で売りを受けようと考え、先週高値の押し目が崩れたので、150.00の逆三尊を本命としました。

水曜と木曜で売ってる人たちは、150.00で押し目形成の動きが出れば”利益確定”で買い戻し始めます。そのシグナルを”逆三尊”としましたが、結果は「雇用統計」の悪化で150.00の押し目が崩れ、買いのポジションを建てることができませんでした。

相対する側の心理状態から、エントリーのタイミングをはかる方法は、理屈を理解しただけではうまくいきません。

マーケットの歓喜や断末魔といった心の声を聴くには、かなりの練習が必要です。

しかしながら、WボトムやWトップなどのフォーメーションだけでタイミングをとるより精度も上がるし、枚数を増やしていく過程で、損切り幅を小さく抑えたいなら、必須のスキルになるでしょう。

 

出典:MAYOHARE FX