鶴見です。
支払いのリスクは前回までにお話しした通りですが、
実際に危なかった取引が最近ありました。
最近と言っても3月~5月のお話しで。
そう、震災があった時期です。
私の取扱い品目の中にフレコンバックという河川などに土のうとして使うモノや、
廃プラスチックを入れて使用するモノがあります。
こんな感じのモノです。↓↓↓

オーダーは3月始めで20Fコンテナに4000枚、約200万円の商品を
クライアントの依頼で手配をしました。
この商品、当初の予定は4月9日に船積み。
名古屋へは4月中旬ころに届く予定でした。
もちろん、震災があったので予定通りに進んでいるか、
問題ないかは何度も確認をしておりましたし連絡は頻繁にしておりました。
それが、船積み予定当日の4月9日、予定通り送金してほしいと
INVOICE・PACKINGLISTがメールで届きました。
私はルール上、B/Lコピーを確認しなければ支払いが出来ないと主張し
B/Lコピーを待ちました。
しかしB/Lコピーは送られることなく。
その後4/9だった船積み予定は、4/16と延期になり、4/30となった為、
商品はあるのか?現物確認のため中国の青島(チンタオと言います)へ飛び、
商品を青島港へ入れるのを確認して、5/14船積みのB/Lを確認し送金を手配しました。
この会社とは10年以上取引がありました。
あくまでも推測ですが。
震災後フレコンバックが大量に必要な事になった事は言うまでもありません。
その為に色々な工場から現物商品を入手するために資金が必要だったと思います。
結局は入手出来たか分かりません。
しかし、私がオーダーした商品は現物としてありました。
これは日本向けに高値で横流しをしたのだと考えています。
10年来の信頼は無くなり、その後取引はしておりません。
クライアントにはもちろん迷惑をかけてしまいました。
今まで10年以上も海外との取引を続けて初めての体験でした、
これが実績を元に送金していたら商品は手に入って無かったかもしれません。
今考えると本当に怖いお話しです。
しかし、私がアジア地域と取引を開始して10年、
月間30~40件の取引で年間500件弱の件数を行っていますが
これが初めての経験です。
臆病になる事は無いのですが、本当に注意が必要です。