エンジン自体の確認は大丈夫でしたので、外したキャブのO/Hです。
スロットルバルブ、ニードル、ジェット類も固着して専用のドライバーさえ入らない状態でしたが、大した事では無いと思っていましたので、画像はありません・・・(汗
取りあえず、フロート室を外して、3日間洗浄液に漬け込み、分解です。
見た目は綺麗になり、各部品も取り外し可能な状態になり、それぞれ再度洗浄の上、組み立てて、いよいよエンジンに取り付け。
さぁ、エンジン始動!
エンジン始動!!
エンジン始動!!!
って。。。あれっ・・・
スタータは回るのですが、エンジンが始動しません(滝汗
またも、キャブの口からガソリンを直接吹いてエンジン始動。。。
掛かります、回転が上がっている間は普通に回っているのですが、アイドリングが効かない、止まると始動しない。。。(滝汗
再度、キャブの分解ですよ~(涙
ジェット類は完全に通っていますが、キャブ本体側の穴が詰まっていました。
再度組み付けエンジン始動!!!
あれ~~~、掛からん・・・
キャブの口からガソリンを吹き入れると掛かります、今度はアイドリングはするのですが、止めたら再始動しない・・・なぜ??
再々度、キャブ分解ぃ~(泣
フロート室のチョークラインが詰まって通っていませんがな!
ここは、曲者で、ワイヤー類が通らないので、大変なんです。
通常、洗浄液に3日も漬けておけば、腐ったガソリンのタールも溶けるんですが、かなりの量が固まっているようで取れていませんでした。
洗浄液を流し込んで、バーナーで温めても駄目、ワイヤーは曲がってしまう、最終手段で、1mmのドリルをピンバイスでくわえて、慎重に少しずつ揉んで行きました。
再々度取り付け、始動!
やっと、通常にエンジン始動しましたよ・・・(疲
リアタイヤの固着はデフオイルの劣化と長年動かさなかったせいでしょう、バールで回転方向に少しこじってやったら、動き出しました。
ステアリングを仮付けし、工場の前の農道を試走しました。
バックギヤも大丈夫、走行も問題ないようです。