日ごろ私はあまりテレビを見ないのですが、
いくつか、これだけは録画してでも見たい!という番組があります。
そのひとつが、
日本が世界に誇る科学者から、それは一体何の研究?というようなマイナー学問の第一人者まで
登場する様々な分野の学者たちの語る世界がそれはそれは面白い!!
そこに爆笑問題が鋭く突っ込み、繰り広げられるトークは本当に見ごたえあります。
先週は小澤俊夫氏(オザケンのお父様!!)の語る口承文学についてでした。
最近息子は絵本の読み聞かせよりも私の話し語りをせがむので、タイムリーな内容でした。
内容はコチラ
その中で、チラリとできた人魚姫のお話。
おお!そういえば私は小さい頃人魚が大好きだったんだ。
息子に人魚のお話しでもしてあげよう♪と古本屋でこちらを買いました。
赤い蝋燭と人魚
私は人魚の話と言えばアンデルセンではなく断然こちらです!
久しぶりに読みましたが・・
悲しさにあふれた救いのない物語に暗澹とした気分になります。
まさに小澤氏の語る昔話のあるべき姿、
「残酷さや不条理さも含めた人間の本質、この世の本質を伝えるもの」であろうと・・。
その小澤氏の考えにいちいちそうだそうだ!と頷いていたくせに
「赤い蝋燭と人魚」を息子に読む(話す)のを躊躇する私。
この悲しい結末を息子に話して聞かせるのは酷だなあと思ってしまうのです。
私も甘チャンな親なのかなあ。
- 赤い蝋燭と人魚/小川 未明
- ¥1,470
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息子の愛読絵本「よるくま」の作者の挿絵版。
これ欲しい!!
- 人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)/高橋 留美子
- ¥1,223
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「うる星やつら」と同じ作者の作品とは思えないシリアスな物語。
人魚を忌むべき負の存在として描くのは「赤い蝋燭と人魚」の影響なのかなと思ったり。
