息子と我が家で蝉の羽化を見て以来、
懐中電灯を持って夜の公園へ蝉の羽化を見に行くのが日課となりました。
この小さな公園のどこにいたの？というくらい沢山の蝉の羽化を見ることができます。
本当におもしろいです！！！
殻から出てくる瞬間！
出産を彷彿とさせます。
そういえば息子も出てきたときは仮死状態で青白くてしわだらけでこんなだった！
・・と涙腺が緩む。。。
やや強い風が吹いていたのに、殻も羽化したての蝉も決して落ちません。
包まっている羽がだんだん・・
伸びてきて～
蝉の羽に！！
羽が伸びるのはほんの数分のことです。
中にはとてもかわいそうな蝉の幼虫も。
運の悪いことにちょうど蟻の巣の上で羽化を始めていたのです。
まだ動いているので助けたいのは山々でしたが、
これも弱肉強食の自然であれば仕方のないこと。
手を出さず見守るのみです。
息子は
「蝉さん食べられちゃう～。」と言いつつ、
蟻も好きな虫の一つなので蟻の応援もしたい・・と葛藤していました。
私も昔、「野生の王国」という自然番組で
ライオンに襲われるガゼルをかわいそうと思いつつ、
母ライオンがおなかをすかせた子ライオンのために
必死に狩りをする姿に同情したことを思い出しました。
そうしておしゃべりしながら息子と楽しい羽化観察をしていたところ、
公園に隣接するマンションの一室の窓が開き、
「うるさい～！何時だと思ってるの！！」
と怒られてしまいました。
ありゃりゃ～。
そんなに大声を出したつもりはなかったんですが、周りが静かなので響いたみたいです。
それからすぐに帰宅しました。
北京だとこの時期の9時と言えばまだ宵の口。
マンションの住人が空き地でおしゃべりしたりカードゲームに興じたり、
子供と遊んだりしていました。
こと子供に対しては寛容だったし、大人も五月蠅いので（笑）
騒音など考えたこともなかったのですが・・やはり日本は厳しい！
気をつけなくては～！！