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書き起こし専門ライター おせとも です。
書籍取材音源起こしで
115冊の書籍に協力してきました。
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今日は山を守る人、山中豊彦さんをご紹介します。
白井差新道から両神山に登った方に
ぜひ読んでいただきたい記事です。
山中さんは
埼玉県秩父にある両神山の3分の1を
代々所有する地権者です。
山岳救助隊でもあり
所有地を開放して登山者を受け入れていらっしゃいます。
両神山 白井差新道の地図
両神山は西武秩父駅からバスを乗り継いで入山するという
アクセスの悪い秘境にあって
健脚でないと日帰りは難しい山でした。
私が20代で登ったときは、
途中にある清滝小屋で一泊する必要がありました。
ブッポウソウの鳴き声が降るように聞こえる
自然豊かな小屋が懐かしいです。
ところが、数年前に
新しい登山道(白井差)を使えば
日帰りが楽にできるという情報を入手。
これは行くしかないと、
バスツアーを探して参加したのです。
ツアーのガイドさんが旧知の仲だったため
山中さん自身が同行し
案内してくださるというスペシャルな山行です。
。。。。。。。。。。。。
バスが車一台がなんとか通行できる
山道を登っていくと、
上から軽トラで下りてきたのが山中さんでした。
「この先だから~」と言い終わると
軽トラをバックミラーを見るだけで
坂道を逆走していったのです!
山暮らしが長いと
細い山道をこうも運転できるのかと
驚きました。
登山が始まると
地下足袋を履いて、
腰にはロープをくくりつけ
地形や植物の話をしながら
軽々と登っていく山中さん。
歩きながら道に落ちている枝を払ったり、
石をどけたりして登山道をならしながら進んでいきます。
登竜ノ滝
これから登山なのにザックも持っていないのは
木の陰に飲み物やお菓子を隠しているから。
他にも山道具やロープなど
山で必要なものが登山道に準備してあるので
手ぶらで入れるんだそう。
山岳救助の仕事もされている山中さんは
ご自分が開削した登山道からは
一人も遭難者を出さないと決めています。
両神山はもとより
近隣の山の捜索にも多数関わってこられたからこそ
人一倍、安全にはこだわっておられます。
谷筋から高度感がありすぎると怖いから
この辺で道は沢から離れるようにした。
小石の多い滑りやすい道にはくさびを打って
靴のストッパーになるようにした。
歩きにくいところには橋を渡し
休憩所にはお手製のベンチを置く。
登山者のために細かい配慮がなされた道です。
一日1回は、どんな天気でも山頂まで往復し
道の整備も欠かさないといいます。
白井差新道を使う人から
保険料と管理料として1000円をいただく代わりに
その日の入山者数を完全に把握し
道を行き来する人数を数えながら
下山した人を確認されていました。
一人も取りこぼさない!
全員無事に下山させる!
という管理者としての強い覚悟を感じます。
山頂で出会った、別ルートから来た若者にも声を掛け
今からでは日が暮れて危ないから
白井差へ下りなさいと
その日も指導されていました。
山岳救助の話
清滝小屋に出た幽霊の話
熊に遭ったらどうするか
今後、山をどう活用していきたいか
山の中の一軒家だから、米は半年分備蓄している
大雪のときは2週間も道が閉ざされた
聞けば聞くほど、山暮らしと
山中さんご自身に興味が尽きません。
日が暮れかけるころ
無事ツアーの全員が下山すると
みんな山中さんに駆け寄って
「一緒に写真を撮ってくださーい!」
ラブコールの嵐でした。
。。。。。。。。。。。。
ああ、また両神山に行きたいなあ。
山中さんのお話をまた聞きたいと
知りたがりやの虫が騒いだら
丁寧にインタビューされたサイトを見つけました。
こちらです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます!