世界平和を達成するのは簡単だ。
世界中の人々が、人を憎まない心を身につければいい。

いくら武器を持っていても、人を憎まない心があれば、
誰かを攻撃してその存在をなくそうと試みたりはしない。

人を憎まない心を身につけるにはどうすればいいか。
それは、あらゆる存在に価値を見出すことができるようになればいい。

そのためには、自分の価値判断の基準を客観的に眺めることが有効だ。
自分がどんな視点から何を判別しているのか。
なぜ、何かを否定しようとするのか、何かを拒絶しようとするのか。
その理由や因果関係を受け止めれば、少なくとも、世の中にはさまざまな価値が息づいているということに意識的になることができる。

もしかしたら、過去にもそういうことを意識していたやさしい人はたくさんいたのかもしれない。
だけど、何かを否定できる人たちが、強固な組織を作り上げて、やさしい人たちを追い詰めて行ったのかもしれない。
生き残った強い人たちの子孫がぼくたちなのかもしれない。

強い人や強引な人が弱い人や控えめな人を隅に追いやる、世の中の堂々巡りから脱することができれば、安らかに過ごすことができる世界に到達できるだろう。

ぼくから見れば、反戦団体や護憲団体や平和団体の人たちも、強い人たちだ。
やさしい人は、もっと目立たないところにいる。