現場から見た日本版内部統制報告書(SOX) | 顧問CFO川井隆史のブログ

現場から見た日本版内部統制報告書(SOX)

おはようございます。今日は爽やかな朝のようです。


さて、何度か日本版内部統制報告書(J SOX)の場に


立ち合いました。私もプロセスを文書化して、仕組みに


問題がないか検討し、その後もプロセスが運用されている


かチェックする仕組みは大事だと思います。


 大枠では考え方は賛成なのですが、プロセスの運用の


実質的にチェックすることよりも、チェックした証拠を


残すことに結局多くの労力が割かれます。どういうことか


というとやたらと承認文書と印鑑(またはサイン)が増えて


、率直に言うとメクラ印を押す機会がやたらと増えてしまい


ました。


 自分が監査法人にいたころあるマネージャーが言った言葉


が印象に残っています。「やたらと印鑑が押してあるかチェック


する会計士が多いが、本当は実質的にコントロールされて


いるかが大事だ。そのあたりを見抜けない会計士はダメだ」


と、印鑑チェックだけしていた新米の私を注意してくれました。


本当は形式でなくて実質なのです。