見える化 -事業売却によるリストラ(人件費の話その7) | 顧問CFO川井隆史のブログ

見える化 -事業売却によるリストラ(人件費の話その7)


見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


昨日以下のような記事を見ました。


パナソニック、三洋電機デジカメ事業を売却へ-

読売新聞(2012年12月12日22時29分)

 パナソニックが、傘下の三洋電機が手がけるデジタルカメラ事業を、国内大手


投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)に売却する交渉を進めている


ことが12日わかった。


 2013年3月までの合意を目指す。デジカメ事業は市場縮小で不振が続いて


いる上に、パナソニック本体でも扱っていることから、重複事業を整理する。


 売却するのは三洋の全額出資子会社で、デジカメの相手先ブランドによる


生産(OEM)を行っている三洋DIソリューションズ(大阪府大東市)。従業員


約700人の一部をグループ内で配置転換し、残りはAPに引き継ぐ方向だ。


売却額は数億円程度になる見込み。



重複している事業を従業員ごと他の企業(この場合は


ファンドですが)に売却する手法です。単なる人切りと違うの


は人と事業を一緒に他の会社に移すわけですから雇用機会は


減りません。APさんは比較的真面目なファンドなので復活する可能


性もあります。赤字事業だったと思われるのでパナソニックの


体質改善につながります。実は外資は人員削減をするイメージ


が強いですが実はこういった事業売却のケースが多いです。


 ただ、GEなどでしたら重複事業などはもう買収前から売却


または清算計画を立てています(または引き取らない)。日本


企業の買収後計画(ポストアクイジッションプラン)のスピード


感のなさにはがっかりします。