見える化 -エルピーダメモリー
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。デューデリを
公認会計士的な目で見てきましたが、注意していただきたいのは
職務の限界として会計士や弁護士は過去の記録を見ているだけで
将来のことはわからないことです。現状におけるリスクも大切ですが
一緒にやっていく将来の像を見ていかなくてはならないです。
財務諸表は残念ですが結果しか教えてくれないのです。
その例がエルピーダメモリの倒産です。前々から資金繰りが
厳しいとは新聞記事などでは見ていましたが、結構驚きました。
余談ですが監査報告書をみると以前会計士受験で机を
並べていた友人が業務執行社員でした。本当に大変だったと
思います。さて、参考にしているのは第3四半期の有価証券
報告書ですが前期比をみるとその内容の激変ぶりに驚き、
市況に左右される企業の経営の難しさを感じます。
まず売上が前年4222億から2196億と48%減少しています。
一方在庫は725億から766億とむしろつみあがってしまい
結果としては在庫調整は遅れてしまっています。
ただ、いくら損益分岐点を低めに保っても48%売り上げ
が下がったら持ちません。この状況だと買い手はなかなか
買収の判断は取りにくかったことが想像できます。