見える化 -GEの買収(M&Aのシナジーその続き)
見える化経営コンサルティングのかわい たかしです。
あくまでも私の印象ですが、日本企業の買収(特に国内)では
完全に上下関係ができてしまい、被買収会社からは優秀な人たち
がボロボロ抜けてしまうという傾向があるような気がします。
それか逆に放置してその会社がボロボロになってしまうかです。
この点でGEという会社は人を大切にする会社で買収した
会社の人もその日から一緒の仲間という文化を持っていました。
ただ、これは「人に優しい」ヒューマニズムではなく、人という財
を徹底的に有効利用するという多分良い意味での貪欲さに
基づくものです。ですから、登用する人としない人は買収側、
被買収側ほぼ分け隔てなくおこなわれ、結構アメリカ本社
でも買収された会社から本社オフィザー(執行役員)クラスに
なっている人をみました。買収された会社のノウハウも貪欲
に吸収していき、既存の会社と融合させる姿勢は強く
こんなところからシナジーは生まれる気がしました。ただ、
あくまでもヒューマニズムではないのでGEの価値観にあわない
人はどんどん自発的、非自発的に去って行かざるを得ない、
ある意味残酷な面はありましたね。