見える化 -M&A 「聞かれないことは答えるな」
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。しばらく
M&Aの話です。独立してからの話はまだお話しできない
のですが、企業に属していた部分の話はある程度は差し支え
ないと思っています。経験としてはGEキャピタルにいたころ
はひたすら買収側、ベンチャーにいたころはどちらかというと
被買収側で両方の立場でM&Aを見ることができたのは
貴重な体験だったなぁと思います。
Valuationなどの話はよい教科書はいくらでもあるので、あまり
本には載っていないような話を中心にはしていきます。
さて、当たり前なのですが、買収側は「見える化」をして、いか
に変なリスクを負わないかという点は非常に重要なのですが、
被買収側からすると都合の悪いことは見せたくないというのが
実情です。正直ベースでお話しすると、被買収側だったとき
はっきりとこう申し上げました。「聞かれたことはネガティブな
情報でも包み隠さずきちんとお話しします」。
買収側にとっては「ネガティブな情報でも包み隠さずきちんと
お話しします」と感じたようですが、実は「聞かれたことは」
の部分がこちら側にとっては重要で「聞かれないことは
お話ししない」ということになります。相手も「プロ」なはず
なので重要なことを聞かない方が悪いのです。ただこの
あたりも程度問題で、将来一緒にやっていく相手に変な
隠し事をして不信感をもたれてしまうのもまずい
ですよね。
続きは次回で。