見える化 -木を見て森をみない | 顧問CFO川井隆史のブログ

見える化 -木を見て森をみない

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


見える化でERP(統合型業務ソフトウェア)の導入は


規模の大きな企業では必要なツールでしょう。


ERPによって、純粋な財務数値だけでなく、


現場に近い細かい数字が大企業でも瞬時に


わかるのは大きな進歩でしょう。ただ、


細かく見えすぎると木を見て森を見ない


ことになってしまいます。別にこれはERPに


限った問題ではなく、見る方法の問題です。



  ある会社でこんなことがありました。


そこの社長さんは結構細かいことが気になると


追及するタイプで訪問した時もある営業の


スタッフが当月の旅費の使い過ぎで社長に


叱られていました。どうしてもコストが思った


通りに抑えられなくて困っているようです。



この会社はコンサルティング営業型で商品も


技術的に高度なので技術者も営業やアフターケアー


に同行しています。そこで、顧客への販売と


アフターケアーを1つのPJ(プロジェクト)として


コスト管理する方法を入れてもらいました。


すると、2社で受注を取れてもまた、その後も


アフターケアーなのでしょっちゅう呼び出す、


かつ値段交渉も厳しい会社がありました。


営業スタッフの旅費が多いのもそこに


頻繁に呼び出される、技術者も同様でした。


問題は顧客でした。この会社は1社とは取引をやめ、


1社は価格交渉で値上げを受けてもらうことが


できました。



細かくではなく、(旅費とかでなく)かたまり(PJ)でないと


見えてこないものもあるわけです。