
鏡に写る

連絡なく、実家に行く。
出てきた夕食が小松菜お浸し、お吸い物。
ちらし寿司。
急に来たのに夕食あるのが凄いね。
と母に伝えた。
今朝、予感がしたらしい…。
子供日でちまきもあるだな~
もちろん。私の分も。
その気持ちが嬉しく大量のお皿を洗う。
仕事上、慣れた手つきに驚く。
成長したね。と母の一言。
荒波の中やけど。
欠片には、荒波が似合う。
もっと荒波に立ち向かえ。くたばったら、ご飯食べにおいで。
欠片。雑草の様に踏まれても踏まれても起き上がって欠片なら出来る。
この言葉ね。
幼き時から何かあると父が私に話してた。
父は根の強い心に華を咲かす。と言葉最後に伝えてた。
思春期真っ只中の時の私は、この言葉に反発してた。
人を傷つけるなんて考えないでマイナスのありのまま。で生きてたな。
あん時は、本当にごめんなさい。
今、伝えれるならば、ありがとう
でしか言葉にできない。
昔はいやだったけど。
最近、ようやく、この両親の元に巡り会えた事。この家族に会えた事が私に取って、すごく誇りに思えると思えたんだ。
昼間、街を歩いてたら、家族で遊ぶ、家族の中の笑顔みたら、ふぃに実家にいきたくなったもんよ。
もちろん。私を支えてくれてる人達にも
ありがとう。
もちろん。キミにも
ありがとう。
