本日は『初めて恋をした日に読む話』がしんどいという話をします。

作者の持田あきさんは、りぼんを購読していたときにいくつか作品をよんだのですが、単行本を買いたい、とまで思えるものは今までありませんでした。
作品の問題ではなく私の感性の問題で、持田さんの描く作品は私には大人っぽすぎて、よい話だとは理屈で思えても、「好き!!」と強く思うまでには至らなかったです。

が、この『初めて〜』の1巻試し読みを読んで、久々に持田さんの作品に触れて、「もっちーすげぇ!! 好き!!」となりました。壮絶な手のひら返し!

あまりネタバレはしたくないので、1巻の内容にだけ触れます。

主人公・順子(愛称ずんこ)は、婚活で知り合った相手に振られ、三流塾の講師という仕事もクビの危機、親からは『行き遅れなんてご近所に恥ずかしい』と言われてしまう、悲しきアラサー女性。

名門大学の入試に失敗したときから、すっかり人生の歯車が狂ってしまい、希望の見出せない毎日。
この設定がまずしんどいガーン
めちゃくちゃ勉強頑張って、でもそれが現在全くリターンとして帰ってこなくて、あの時間は全部無駄だったんじゃないか、何も考えずただただ遊んで青春してりゃよかったんじゃないかとふらっと後悔がよぎってしまう感じ、正直人ごととは思えなくてたいへんつらいです(;ω;)

が、ひとりの男の子の登場で、そんな順子の毎日は一気に変化します。
それがコミックス表紙でずんこさんといちゃいちゃしてる匡平くん(今見るとこの表紙も詐欺すれすれである。こんなんみたら甘々両思いな話だと思うやん!??)。
順子と同様、親との関係がうまくいってない彼は、なんやかんやあって、塾講師である順子のマンツーマン指導を受けて、東大合格を目指すことになりました。

作中に出てくる勉強法も実利的でタメになったり、順子の姿勢に対する姿勢がだんだんと変わっていったりするところも見どころなのですが、一番はやはり、順子と匡平くんの、『塾講師と生徒』という関係。
もう3巻がつらくてつらくてな(´;Д;`) お互い真っ直ぐな思いを抱いているのに、ベクトルがズレてるからずんずんと遠ざかっていってしまうさ。。

生徒教師ものとしてはベタなジレンマかもしれないけど、2人の『恋愛以外』にかける思いが熱く、心を打ってくるからこそ、このジレンマがよりしんどい。
そんでもってたまにとんでもない甘々爆弾落としてくるからもう(;ω;)(;ω;)
 あかんてほんと。感情揺さぶられっぱなしですよ。。年下属性まったくない私が匡平くんに何度ゴロンゴロンさせられたことか。
今ならハーレム系アニメや漫画で、推しのヒロインが負けて荒れる人たちの気持ちがよくわかります。これで雅志エンドだったら私は泣く。

この記事書いてるときにはまだ4巻読んでないのですが、もうどうなってるのか怖すぎます^o^ でも読む! もっと心を弄んで欲しい!