no title | sickness

no title

ただ少しだけ悔しかったのは
私の知らない君が
こんなにこんなにたくさんいたこと

大丈夫だよ
君の隣に誰かがいても
それはそれで、いいんだと思う
そのほうがいいんだと思う
だけど少しでも知りたいの
君がどんな笑い方するのか
何を見て何を感じて
どんなこと思ってるのか

何してるかなって
元気かなって
いっつも気にしてて
怪我してないかなって
たまに心配になって
会いたくなりそうなのを
必死で抑えて

君はきっと頑張ってるから
私も頑張らなきゃって
泣いてちゃダメだって

こうして前を向いていたらいつかは
君に追いつけるんじゃないかって思って
こうして進んでいたらいつかは
君にちゃんと会えるんじゃないかって思って

会えるようになったら
声が聞きたくなった
声が聞けるようになったら
触れてみたくなった
もっと近くに、いたくなった

好きだと伝えたら
君はきっと少し困ったように笑うんだろうな
ありがとうございますって目を合わせないで言うんだろうな

君は、優しいから
そんな君が好きになったから