初めて矯正歯科を訪れた日私が初めて矯正歯科を訪れたのは、小学校3年生の時だった。 母が私の歯並びが悪い事を心配して、近くの矯正歯科につれて行ったのである。 その時覚えているのは、歯型を取られたり、レントゲンで色々と撮影されたり、歯を何本か抜かれたことである。その後何回かその矯正歯科に通ったけれども、矯正歯科通いの日々も父の転勤であっけなく終わりを告げた。 結局、歯の矯正を始めることもなかった。母によると、矯正にかかる費用がサラリーマンの家庭には負担が大きすぎた事と費用を一括で払ってほしいとも言われ、矯正をあきらめざるを得なかったそうである。