【硬くなった体はストレッチだけではなかなか変わらない。】

 

 

「体が硬くなってあちこち痛い…」

 

という方は多いのではないでしょうか?

 

肩周りが硬くなって腕が上がらない…

腰周りが硬くなって前屈ができない…

 

だから何とかしなきゃいけない…と思ってストレッチをすると思いますが、

 

ただストレッチをしてもなかなか硬くなった筋肉は変わらないのです。

 

 

【体が硬くなるのは「硬くなるような体の使い方」をしているから。】

 

そもそもなぜ体が硬くなるのでしょうか?

 

「歳のせいでしょ?」と言いたくなるところですが、歳のせいではありません。

 

<過去記事参照>

「体が硬くなるのは歳のせい…ではないのです。」

https://ameblo.jp/transforman/entry-12607999881.html

 

体が硬くなるのは「硬くなるような体の使い方をしているから」なのです。

 

専門用語でいうと体の外側にある大きな筋肉(アウターマッスル)に頼った体の使い方をすることが体を硬くしてしまう原因なのです。

 

一方体の内側にある小さな筋肉(インナーマッスル)をきちんと使えている人は体が硬くなりにくいのです。

 

これをわかりやすく説明すると電車やバスに立って乗っているとき

 

アウターマッスルに頼った体の使い方をしている人は少しの揺れでバランスを崩すし、

 

首や太ももの前側の筋肉に力を入れてバランスを取ろうとします。

 

ガチガチに体に力を入れて固めることで支えようとするのです。

 

一方、インナーマッスルがきちんと使えている人は体が揺れながらも余計な力を使わずバランスが取れるのです。

 

インナーマッスルが普段からきちんと使えていれば余計な力が抜けるので体がガチガチに固まらなくなります。

 

 

【体を柔らかくしたいのならインナーマッスル優位の体の使い方を身につければいい】

 

アウターマッスルに頼った体の使い方が体が硬くなる原因なので、ただストレッチをして一時的には筋肉が伸びても

 

その体の使い方を変えない限りはまたもとに戻ってしまうのです。

 

「ストレッチをしてるけど変わらない」のはそのためです。

 

インナーマッスル優位の体の使い方を身につければ余計な力が抜けるので体は柔らかくなります。

 

ここでインナーマッスルを優位にすれば余計な筋肉の緊張がなくなるので体が柔らかくなる…という例を紹介します。

 

下の動画のようにやってみてください。

 

まず現状の確認として前屈をします。

そのあとにある刺激を与えた後また前屈をします。

 

 

どうでしたか?少なからず変化があったと思います。

 

これはインナーマッスルを使いやすくする刺激を与えたことでアウターマッスルの緊張が解けて柔軟性が高まるということの証明です。

 

 

もちろんこれだけでも変わりますが、きちんとインナーマッスルを使えるようにするトレーニングをすることで硬くなった体は柔らかくなるので

 

まずトレーニングをしてからストレッチをするというやり方をしてみてくださいね。