素敵なお金の一つの使い方!全盲ヨットマン岩本光弘さん講演会参加して
贅沢なもので一年のうち330日以上雨が降らないサンディエゴに住んでいると真っ青な青空より少し雲があった方が好きな三村 浩です。
写真は11月2日(土)の朝出がけに撮ったものです。今日はお昼過ぎからイベントがあって、もともと講演会を聞きにだけ行くつもりだったのですが、急遽映像音響のサポートを頼まれました。(笑)
講演会そのものはとても素晴らしいものでした。ただ、サポートする側としての心得、準備、配慮、講演者とのコミュニケーションなどなど、いろいろ感じた一日でもありました。
講演者はサンディエゴ在住で、今年4月末に55日間の太平洋横断を無寄港(途中どこにも寄港して上陸することなく)達成した岩本 光弘さん。彼は16歳で視力を失った全盲のヨットマン。
今回のポイントは、なんでもそうなんですが、表に出ないところを知れた(これでも一部ですが)ことと、表に出ている人の裏にはサポーターが存在しているってことを忘れてはいけないし、その存在にも光を当てようっという気持ちになったことです。
全盲である岩本さんがまったく一人で航海することはほんとに大変です。そこでガイド、サポーター役のダグラス スミスさんという方が岩本さんの夢を応援するために手を挙げたんです。
彼はヨットのド素人、岩本さんは10数年以上の経験を持つベテラン。で、指示を出すのは岩本さんです。
2016年に二人が初めて出会ったのですから、3年半程度しか経っていません。その間にダグラスさんは何度もサンディエゴに足を運んでヨットのトレーニングを受けています。
世の中にこんな素晴らしい方はいらっしゃるのだなあと、金銭的には一般の方に比べたら富裕層にいらっしゃるのでしょう。ググっていたら伊集院光さんのラジオ番組の音声だけをYouTubeに上げているものを見つけました。 伊集院さんがダグラスさんことをよく伝えていると思います。 ご興味あれば聞いてみてください。
リンクはこちらから。
イベントへの参加、そして、このラジオ番組でのインタビューを聞いて真っ先に思い出したのが、私が初めて社会人として勤めた会社の創業社長の言葉です。
”お金を稼ぐには知恵が要る”
”お金を使うには文化が要る”
ダグラスさん、ほんとうに素敵で素晴らしい人格の持ち主ですね。
いろいろ伝えたいことはありますが、みなさんもご興味あれば、岩本光弘さんのことを知ってみてください。
イベントが終わって会場を後にするときには綺麗な夕日が!
今日も一日お疲れ様でした。
NHKBS1スペシャル 光さす海へで検索してみてください。
太平洋横断に先立って2019年2月に本を出版されています。