住宅ローンが払えない場合(その2) | サンディエゴ発ライフ・イズ・グッド!

住宅ローンが払えない場合(その2)

こんにちは、個人リタイヤメントアカントを使った不動産投資アドバイザー、三村 浩です。

昨日に引き続き、ショートセールの話しです。

ローン会社からこちらの希望するディスカウントを勝ち取るには、差し押さえした場合と比べて、ショートセールの方がローン会社にとって被害が少なくなることを交渉の材料とします。

メモ その近辺の差し押さえ物件の数
メモ 似たような家が過去3ヶ月から半年以内にいくらで売れたか?
メモ 売れるまでどのくらいの期間、市場に出ていたか(いかに売りにくいか)
メモ 一般市場で売ることを前提にした際に修理代にいくらかかるか?
メモ 差し押さえられた場合、弁護士費用などいくらかかるか?


差し押さえになった場合、再度一般市場に出て売れるまでとにかく時間がかかります。 その間、ローンは滞納の状態。 ショートセールで売った方が、利息、その他経費も抑えられるということです。

もう一つ、ショートセールでは、買い手が存在することが交渉する条件の一つになっているため、ディスカウントの交渉がまとまれば、すぐに売ることができるということです。

関連する法律がかなり頻繁に変わるので、最近は弁護士が交渉することが非常に多くなっています。

ショートセールでは、自己破産に比べクレジットスコアへの影響が少なく、数年の後、再び家を購入することが可能な場合も少なくありません。

続く。