慣れは恐ろしい! | サンディエゴ発ライフ・イズ・グッド!

慣れは恐ろしい!

  こんにちわ、三村 浩です。

  今朝、6時半に自宅のあるサンディエゴを出発し、アリゾナ州セドナに向けて出発しました。
  第一日目、無事?、目的地のPrescottというところに着きました。セドナからは1時間ほど南に
  下ったところです。ここのホテルで一泊して明日からはセドナ泊の予定です。


  何故、無事に?をつけたか。いやぁ~、慣れって恐ろしいですね。 アメリカはご存知のとおり
  メキシコと陸続き、ボーダーパトロールが不法移民者を取り締まっています。
  サンディエゴから北のロスに向かう フリーウエイ 5号線では、何度通っても検問で
  呼び止められたことがなかったので、全然気にしていませんでした。


  8号線を順調に東に進み、アリゾナ州 ユマから95号線を北に進んでいました。
  道も混んでいない、ラスベガス行きと違って周りに緑もっけっこう多い、快調、快調、疲れないなぁ
  なんて思っていたらボーダーパトロールの検問。 

  Q: 「How are you doing today?」 A: 「Good」
  会話が弾む!?
  Q: 「Where are you heading to?」 A: 「Sedona」
  Q: 「Are you US citizen?」 A: 「No」

  何かヤバイ、雲行きが怪しい!ガーン

  要するに違法滞在で無いことを証明する書類、すなわち、有効なVISAスタンプ付きのパスポート、
  グリーンカードなどを所持していないといけないのである。

  「はい、車をそこに止めて、出てください!」

  運転免許証を預かられ、確認の電話を始めた。
  そこに座って待てと言われて、図々しくも、「日陰のベンチに座っていい」って要求した。
  待っている間に世間話しをしたが、あまり乗ってこない。 

  う~ん、こういうアメリカ人もいるのかなどとへんに納得した。

  更に、僕は何を思ったのか、普段、運転の際に、マニュアルでライトをつけるので消し忘れていないか
  ベンチを立って、車に向かって歩き出した。 不信な行動と思ったのか、二人の警備員が「どうした?」
  と追いかけてきた。 

  あっそうか、僕たちは拘束されていたんだ!


  家族は僕のことを「この人は何を考えているんだろう?」と目を疑ったそうだ。
  この後、しばらく険悪な雰囲気が続いたのは言うまでもない。

  昔、確かにフリーズの言葉が理解できずに銃で撃たれた日本人の事件を
  後で思い出した。 今考えるとぞっ~! よかった~、ホッ。


  30分ほどして、無事に身元の確認が終わり、警備員もやや笑顔で、「気をつけて良い旅を」と
   送り出してくれた。 初犯なので、ペナルティも無し。感謝、感謝。ニコニコ


  教訓:
   1.常にUS滞在を証明するものを携行するようにする。
   2.待たされているときには不信な行動を慎む。
   3.自分勝手な判断で大丈夫だろうと軽く考えない。

  ちなみにボーダーパトロールは国境から100マイル以内の道路に検問所を多く設置している
  そうなので、USを車で旅行される方、書類を忘れないようにお気をつけて。

  ブログを書き始めた頃に降り始めた雨が、止みました。よし、気持ちを切り替えて休暇を楽しもう!

  最後まで読んでいただきありがとうございました。合掌。

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