すきなきょく : さすらい/奥田民生


民生さんは、なんとなくずっと好きではいたんだけど、きちんと歌を知らなくて、

でも、去年のサマソニで、やられてしまいました。

というか、胸のすきまに入り込まれてしまいました。



人影見あたらぬ 終列車 一人飛び乗った
海の波の続きを見ていたらこうなった
胸のすきまに 入り込まれてしまった



この曲を歌っている民生さんを見て、

なんか、ものすごく、

すき!

と思いました。


すごくやる気がないようなスタンスなのに、


さすらいもしないで このまま死なねえぞ

とか歌っているところ、素敵な人だなー。


さすらいたい。


すきなきょく : ワールズエンド・スーパーノヴァ/くるり


「いつまでもこのままでいい それはうそ まちがってる」


イタリアから帰ってきて、すごく驚いたこと。


くるり、ギターの大村達身さんが、脱退。



岸田さんの日記に、


たくさんの同期?のバンドが解散や活動停止に追い込まれる中で、
諦め悪くずっと転がり続けているのには明確な理由がある。
くるりが結成当初やりたかったことと今のくるりがやろうとしていることが
天然記念物並みに変わっていないからだ。
目標までは程遠い。
目標が成長を支えてくれていると思うようにしている。
その中での新陳代謝は当然のごとく訪れ、
そこと常に向き合っていかねばならないのもバンドの宿命だが、
まずいいアルバムを作ることを第一歩として、今日も一日頑張ろうと思う。


とあった。


イタリアからの帰りの飛行機の中で、
もう逃げるのはやめようと思ったばかり。
傷つくことを恐れて、変化を恐れて、いつまでも逃げていたら、

なんにもない。
そう思ったばかりだった。
大村さんの脱退も、変化を恐れずに行動した結果なのかもしれない。


なんて思ったら、なんか勝手に勇気づけられたりしました。



イタリアに行ってきた!!

卒業旅行ということで、大学で仲のいい子2人と8日間。

まぁ、行き1日・帰り2日で、
なか5日のハードスケジュールな旅だった訳なんですが、

たのしかったーーー!!!

ミラノ → ベローナ → ベネチア → フィレンツェ → アッシジ → ローマ

の流れで観光。

どの街もそれぞれの特色があって、それぞれが魅力的。
昔は敵同士だった国がひとつになったのだから、

いろいろな問題はあるんだろし、
住んでいる人たちにとっては複雑な気持ちもあるのかもしれない。


くるりの岸田さんが、日記で前にこんなことを言っていた。


京都は歴史都市とかなんとか言われているが、その理由は明確だ。

社寺仏閣がたくさんあるからではない。

都市生活者たちがずっと守り続けているスマートな慣しが、

都市を魅力的なものにしているだけなのだ。

だからこそ、大企業と社寺仏閣が共存できる街なのだ。

「よそ者が介入しにくい」と言われるが、当然だ。

そこにはそこのルールがある。

それを噛み砕いて理解しないと、楽しむことはできないし、カネなどの大きな力では解決できない。


これは、京都のことだし、音楽祭をやったときの話だけど、

なんとなく通じるものがある気がする。

なんて。


だけど、ほんとうにすごかったの。
だから今度は、イタリアについて少しでも理解して行ってみたい。

生まれ変わったらイタリア人になるのもいいかもしれない。
とか、本気で思ったり。


写真だけでも、きれいなんだろうな、とか、

そういうのはなんとなく見当ついてた気だったけど、
実際見たらもっとすごかった。

予想通り、かけ足観光だったんだけど、
それでもこれだけ満足できたのはすごい。
どの街にももっといたかった。
イタリアまた行きたい!
社会人になったらイタリア貯金しよう。
月1万、ボーナス2万で1年に1回。


計画の立て方がしょぼいのは気のせい。