手を引っ張って上げれば立ち上がりのできる人はよく見ますね。

このとき 介助者の迎えの行き方によって動きは大きく変わってきます。

立ち上がりが困難な場合はものを引っ張って立つ方が立ちやすいですね、このとき 順手と逆手ではどちらの方が引っ張りやすいでしょうか?

答えは 「逆手」。これは、順手よりも逆手の方が肩が開き上肢で引っ張る力が体に伝わりやすいためです。 手だけで引っ張るのと体全身で引っ張るのとの違いです。

ただし これはおしりが浮いていく 進展相の前期までの話で 立ち上がってしまえば上から押し込む(杖や歩行器)状態の方が体は安定しやすくなります。ですから 最後の動きの時には介助者は上の絵のように手首をひっくり返して 相手が下に押し込みやすくなるように工夫して上げて下さい。

この介助法は、あくまでも 引っ張らないとおしりが浮かない人の手技ですから 介助量が減ってきた場合は 順手でも立ち上がれるように 介助者のさしのべる手の向きを「手のひらが上」になるように替える必要もありますよ。