立ち上がりの力の方向と強さをベクトルで表しています。

立ち上がろうとする垂直の力を① お辞儀をして水平方向に移動しようとする力を②とすると

2つの力の合力で体は③の方向に動いていきます。

人は垂直方向への力主に背筋と踏ん張る力は比較的維持されますので、介助に必要なのは②の水平方向の力なんです。

少し手伝ってあげれば良さそうな人には 水平歩行に引っ張っぱってあげてみてください、おしりが浮いてきます。

 

それでも 筋力低下が進んできたらどうすれば良いでしょうか?

AとBの合力でCの方向へ動くと説明しましたね。 Aの力が半分(A')まで減ったとき、C地点に行こうとするならA'とCとが作る四角形をイメージします。 この場合はB'が水平方向の矢印になります。

青四角と違うのはBが少し上向きになって 変形四辺形を構成していますね。介助の手を引く一を少し上に位置するということです。注意してほしいのは上に引き上げるのではありません。把持する位置を上に持って行くだけです。 Bのベクトルの長さ(強さ)はほとんど代わっていませんよね。

 

このように人の動きをベクトルに置き換えると動かす方向や力加減が理解しやすくなります。