座位からの立ち上がりは 臀部にある体重を下肢に移すことでおしりが浮き始めます。

このとき、おしりと足底の間で重心が移動しますので この距離はできるだけ短い方がエネルギー消費は少ないはずです。この状態を作るために、「足は引いて、頭は下げて」と言う姿勢を作ります。

足の引き具合は、上から見てつま先と膝がそろうくらいがベスト。これより引きすぎると重心は前に行きやすいのですが膝折しやすくなります。90度よりもやや鋭角になるくらいが良いでしょう。

また、お辞儀のし具合は、深いほどおしりは上がりやすくなりますが これも前方に転倒するリスクが高くなります。自然にお辞儀をして動きが止まるところがスタート位置です。

ここからよりお辞儀をすると離殿が始まり立ち上がり動作に移行していきます。

 

このとき注意してほしいことがあります。立ち上がる前に「浅座り」をすることです。深く座った状態だとお辞儀をして体重が足に伝わるときに座面前方で引っかかってしまい効率的な重心移動ができません。また、この状態で無理に立ち上がろうとしても座面前方で動きの支点が作られてしましますので短いテコで重たい上半身をコントロールしなければならず立ち上がり動作に移行できず 何度もピョンピョンと跳ねるよな動きを繰り返してしましいます。

立ち上がりの準備は ①浅く座り ②足を引いて ③軽くお辞儀をしましょう