3つ目の要素 「はやさ」に話をすすめましょう

運動が行われている間の介助スピードや 運動の開始時のタイミングの考え方です

人は感覚器官からのフィードバックにより動きをコントロールしているといわれています

特に関節や筋からの固有受容器の情報は重要で 運動のスムーズさや完成度に大きく関係しています

ということは この様な情報が適切に入力されるほど 良好な運動を組み立てることが出来 不適切な情報が入ると動きを阻害してしまうと言うことですね

多少の情報のズレは脳が記憶(運動記憶 経験)をもとに調整してくれますが

あまりにもずれすぎた情報は脳が違和感として感じ 運動を修正したりコントロールできないものは中止したりしてしまします

良い意味では 転倒予防等の防衛反応とも言えるでしょう

この違和感を生じる情報を 「外力」といい その情報に対して反応することを「応力(ストレス)」と呼びます

介助者の介助のタイミングやスピードが 外力であり

相手の動きやすさ 介助のしやすさ・しにくさが応力とも言えますね

私たちも 自由に動いている最中に 他人から触られ 動きを妨げられると ぎこちない感じがしますよね

これは 自分の動こうとするスピードや方向でないことが動作システムにフィードバックされることにより生じているのです

ということは 相手が動くスピードやタイミングに合わせて介助すれば 違和感を感じなく動かすことが出来るということです

相手の動きを感じて動くことが自然なスピードと類似します。

このためには相手の動きを感じた後に動きますので 実際には 相手より少し送れて介助の力が入っていきます
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これを「後追い介助」といいます

多くの場合は 相手より先に自分が動いてしまうために 応力が強く働き 動かし難さ(重たさ)として反応させてしまっています

「半呼吸ほど送れて介助する」余裕を持ちましょう