人の動きの多くは回旋運動によって作られています
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特に身体の中心としての脊柱の捻れは 四肢の動きを助ける大きな要素です

この脊柱の捻れを作るのが首の回旋 分かりやすく言うと顔の向き

基本的には動く方向に顔が向いていること


例えば 仰向けに寝て 右に顔を向けると頚部の捻れにともなって 脊柱が右回旋を始めます

この状態で肩甲骨の下に手を差し込むと 既に左右の圧の変化が確認できます

体幹が右に回旋し始めていると言うことです

基本的にはこの考え方で 動く方向に顔を向ける介助を行えばよいのですが移乗の時にはちょっと複雑になります

下の絵を見てください

端座位姿勢から カバー法(変法)で椅子に移乗させようとしている場面です

介助者の入り方が左右逆に示していますよね

さて どちらが正しいでしょうか
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答えは左側

介助される側から考えてみましょう

お尻が右へ移動するためには脊柱の左回旋が必要となります

顔は左に向く ということです
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この時 左側に介助者の身体があると顔を左に向けることが出来ず お尻が右に移動しません

脊柱の捻れの作り方は同じなのですが移動方向と顔の向きとの関係ではちょっと整理し難いかも知れませんので 注意を

このことは各論の移乗の項でまたお話しします



次の動作方向に顔を向けることでスムーズな回旋が促されます.