座位を例に支持面につて少し考えて見ましょう

図は 端座位の時にどこで体重を支えているかを示したものです

お尻の座骨と大腿骨を中心にその回りの何部組織で床面と接し 体重を支持する基底の面を作っています

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姿勢によっては足部にも分圧し 基底面の一部を構成するかも知れませんが 分かりやすいように座面だけで話を進めます

この支持基底面内であれば重心からの垂線がどこに落ちようとも比較的安定する もちろん 面の中心に近いほど安定感は増し 離れるほどに不安定感が増すことになります 

支持面内での体重支持であれば 姿勢保持のための深部にある筋が働き 外力にも対応できる状態にあります。
しかし 支持面を外れて垂線が落ちる場合には姿勢反射(反応)が有意に働き 全身の筋活動で転倒を防ごうとします

ですから 支持面を意識することもとっても大切なことです。

この支持面は 図のように 痛みや 麻痺による床面との感覚入力の偏倚 加齢に伴う姿勢変化などにより 容易に変化します
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支持面の形がイメージできる様になると そこに落とす重心の位置をどのように どこまで変化させること可能かが分かってきます

危なっかしい介護の多くは その動作中にこの支持面から大きく重心が外れてしまっている場合が多くあります

綺麗な介助は 支持基底面の中で重心からの垂線が移動し 大きく離れることはないのです

ですから 極端な話ですが どこで介助者の手を離してもバランスが取れる状態だということです