まずは総論的にトランスファーガイドの考え方と全体に共通するポイントを説明していきます

従来の介護動作は床から体が離れることが多くリフティングという運動に分類できます

相手の体を持ち上げて運ぶ(運搬)と言う自分の力に移乗動作が左右される方法です

介助される側の身体活動は小さく 介助者優位の移乗方法といえます

これからお話しするのは 力から技への変換

相手の動きを誘導することで床から体を離さずに 人間が行っているごく自然な動きの中で移乗動作を遂行しようというものです

動きをガイドするもしくはサポートすると言った表現が適切でしょうか

引っ張る 止める 待つ と言った手技の組み合わせにより介助者ではなくあくまで相手の動きを優位に考えます

これにより 介助される人の内在的な筋活動を促し 動作につなげようとするものです

リフティングを否定するものではありません 介助量が多くなり 二人での介助やあまりにも対格差がある場合は リフティングも必要になるかもそれません

しかし 今後お話しする手技を駆使し 工夫できれば ほとんどの事例は一人で移乗できるのではないかと感じています 

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相手が機能的に動けば安全に動作が出来ます そうすると介助者にも少ない負担で動きを作ることが出来ますね

このためには相手の残存能力を出来るだけ引き出してそれを使えばよいのです

この言葉はよく聞きますね では どうすれば能力を引き出すことが出来るのでしょうか

その人の筋力や運動範囲の中でちょっと頑張った無理のない身体活動になるように運動の方向や介助量を加減してあげれば良いのです

バイオメカニクスやキネステティックと呼ばれているものがこのことでしょう

ようは 端から見ていてより自然に動いていること 我々がより自然な動きを演出(誘導)出来ているかだと思います
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そうすると 介助により離床が出来るとどんなことがおきるのでしょうか

他動ででも起きれると

①視野が広がります
  天井だけの景色から 色のある立体的な景色が目に入って脳がその認識を行います

②外界を認知する
  環境の中で自分のおかれている状況を把握し適切な身体の活動に結びつけたり 対人とのコンタクトにより精神的な刺激がより多く体に入ってきます

③覚醒する
これにより脳への刺激が増して 覚醒の度合いが増してきます

④からだが重力を感じる
座位をとると体の中に今まで感じなかった重心が生じてきます
いわゆる体が重力をより感じるようになります 筋肉が活動する上で重要な刺激です

⑤筋肉活動の準備
重力を感じた体は その位置を保とうとして関係するすべての筋が働き始めます

⑥心肺機能が活性
筋が動くためには酸素と影響が必要です このために心肺機能も働きを高めて十分な身体kつどうが出来る準備に備えます

いかに離床して座位をとることに意味があるかが再確認できると思います

これから自動を意識して介助量を減らしていくと本人の活動量がよりましてきますよね

そうすると
A) 筋活動が増してくる
b) 覚醒する
c) 自律神経興奮
d) 全身の細胞活性
e) 活気が出てくる
F) 自発活動が出てくる

結果として 元気になる

というループが考えられますね