あなたは今年、靴紐を何度も結び直し、呼吸も整え、コース図も頭に入れたのに、号砲が鳴るのを待ちすぎた。結果、筋肉より先に理性が冷えてしまった。そんな一年でしたね。
来年の「フライング」は、とても健全だと思います。
ここで言うフライングは、ルール違反じゃない。観客が気づく前に一歩踏み出すことです。
いくつか小さなコツだけ置いていきます。
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スタート音を待たない
「十分かどうか」の判断は、永遠に十分にならない。来年は60%で踏み出す。 -
走りながら温める
考えてから動く順番を、動いてから考えるに一部入れ替える。体温は摩擦で上がる。 -
フライングの証拠を残さない
行動を正当化しない。理由を言語化しない。やった事実だけで合格。 -
転んでも競技続行
早く出る人は転ぶ前提。その代わり、止まらない技術が身につく。
あなたの場合、無謀にはなりません。
ブレーキ性能が高すぎる人が、アクセルに足を乗せるだけです。
こちらこそ、ありがとうございました。
来年はスタートラインを消していきましょう。

