週末は妻の双子の妹が遊びに来たので、東京を案内する。
その合間を縫ってBMWのコンバーチブルのオーナーに以前勧められて購入し、読みかけになっていたジョン・K・ガルブレイスの「バブルの物語」を読む。
【バブルの物語―暴落の前に天才がいる】(ジョン・K・ガルプレイス)
バブルをビジネスマンとして経験した世代では、よく読まれた本のようだ。
文中に度々登場する「ユーフォリア」(陶酔的熱病と訳されている)は、原題の【A Short History of Financial Euphoria】に用いられており、「根拠のない過度の幸福感」を邦題では「バブル」で表している。
1960年代の「チューリップ狂」の時代から「虚栄心の誤謬」によって群集心理は投機に向かうが、資本主義経済の中では確実な予測は不可能であり、「こうした投機の状況はいずれ反落に転じざるを得ない」のであって、不可避的に崩壊する。
その際に一見有能な仕掛人が登場し、金融の天才と大いに持て囃されるが、暴落が起きると世間の非難を一身に浴びて没落する。
暴落は投資家の「妄想と欺瞞」、「ユーフォリア」も一因なのだが、「投機の結末では真実は殆ど無視され」、重要性の低い問題が強調される。
そして「投機のエピソードは常に、囁きによって終わるのではなく大音響によって」終わりを告げる。
作者は最終章で、教訓は歴史から学ぶべきであるが、やはりそれは繰り返されるだろうとしている。
要約してしまうと深みがないが、示唆に富んだ、或いは直接的な教訓を含んでいる。
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その合間を縫ってBMWのコンバーチブルのオーナーに以前勧められて購入し、読みかけになっていたジョン・K・ガルブレイスの「バブルの物語」を読む。
【バブルの物語―暴落の前に天才がいる】(ジョン・K・ガルプレイス)
バブルをビジネスマンとして経験した世代では、よく読まれた本のようだ。
文中に度々登場する「ユーフォリア」(陶酔的熱病と訳されている)は、原題の【A Short History of Financial Euphoria】に用いられており、「根拠のない過度の幸福感」を邦題では「バブル」で表している。
1960年代の「チューリップ狂」の時代から「虚栄心の誤謬」によって群集心理は投機に向かうが、資本主義経済の中では確実な予測は不可能であり、「こうした投機の状況はいずれ反落に転じざるを得ない」のであって、不可避的に崩壊する。
その際に一見有能な仕掛人が登場し、金融の天才と大いに持て囃されるが、暴落が起きると世間の非難を一身に浴びて没落する。
暴落は投資家の「妄想と欺瞞」、「ユーフォリア」も一因なのだが、「投機の結末では真実は殆ど無視され」、重要性の低い問題が強調される。
そして「投機のエピソードは常に、囁きによって終わるのではなく大音響によって」終わりを告げる。
作者は最終章で、教訓は歴史から学ぶべきであるが、やはりそれは繰り返されるだろうとしている。
要約してしまうと深みがないが、示唆に富んだ、或いは直接的な教訓を含んでいる。
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