タイトルは、今からちょうど100年前に書かれた内村鑑三の著作で、原題は‘Representative Men of Japan‘である。

作者の内村鑑三は、「少年よ、大志を抱け(Boys Be Ambitious)」で有名なクラーク博士が教頭を務めていた札幌農学校でキリスト教に改宗した。

同級生に新渡戸稲造がおり、私費で渡米、帰国後は教師となり、その後はキリスト教の立場から非戦論を唱えた。


この数年、仕事で外国人と接するたびに、日本は日本人はどう見られているかを知りたくなっていた事がこの本を読むきっかけだった。


西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人をモチーフに日本を語ったこの本は、引用された文献も一部に偏っており、史実と反した部分も少なくない。

また、サムライの精神をもった世界主義者である内村の文章には矛盾点も相当に見られるのだが、新渡戸稲造「武士道」、岡倉天心「茶の本」と並び、海外で多く読まれた本である事は事実である。

この本に由って、故ケネディ大統領に「最も尊敬する日本人はウエスギ・ヨーザンだ」と言わしめたのである。(上杉鷹山については、このブログの第2回で詳しく書いている)


代表的日本人 (岩波文庫)/内村 鑑三

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自宅には買っただけで、手をつけていない本が常に約100冊ある。

読めないなら買わなければと言う人もいるが、違う。
必要な時に必要な本が手元にある事が重要で、欲しいと思った時に買わなければ、その後に買うことは殆ど無い。

だから購入が100冊ほど先行するのだ。


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