不動産ファンドは会計知識も必要である。

昨日、仕事で行き詰まり、ふと大学時代に専攻していた財務諸表論の恩師を思い出してⅠ教授のHPを訪れた。

ここで初めてこのⅠ教授が先月に最後の教壇に立たれ、今年度で退職される事を知った。

引退に際して、自分の予想以上に財務会計論の深さをより多くのゼミ生に伝えられた事、生徒の活躍を見る事が出来た事、またゼミ生からの温かいメッセージを読み、次のように感じると書いてあった。

「真綿でくるまれた籠の中で心地良い夢を見ているような感覚になる」


散々お世話になったのに、大学卒業後は一言近況を添えた年賀状と、昨年やはり困った時に送った約10年ぶりの近況報告のメールだけだった。

初めてパソコンを持ったのはこの教授からもらったものだった。
また、詳細は兎も角、別件でもお世話になり、この教授のおかげで卒業する事が出来た。
(この件ではきつく怒られた。温厚で笑顔を絶やさない人を怒らせてしまった。)

少林寺が50%、アルバイトが30%、遊びが10%、読書が5%、残った5%だけ講義に費やしたような大学時代だったが、その5%の講義の殆どがⅠ教授の講義だった。

卒業論文が「アメリカの不良債権処理と日本での応用」に関するものであったから、その後の仕事に関して大切な勉強をした時期でもあった。


お礼がしたいとは気恥ずかしいので、「一年に一度しか連絡と取らない事のお詫びと、当時ご馳走になったトンカツのお返しをさせて欲しい」と連絡をしたが体調を崩されているらしい。


「うん 頑張っている様子が手に取るようにわかる」

この書き出しから始まる温かいメールで、この先生の人柄を思い出す。

「真綿にくるまれた籠の中で心地よい夢を見ているような感覚」とは、きっとこんな感じだろう。