ランチと、夜の時間を使ってビジネスプランを練成させている。
一昨日は最近知り合った新進気鋭の建築士と、昨日はある集まりをきっかけに知り合った優秀な男とランチミーティング。

夜は、お世話になっている福田先生が経営するフクダリーガルコントラクツアンドサービシス主催の中間省略登記セミナーに参加。


法的知識は学んだか、学んでいないかで人の行動を大きく左右する。


私が社会人一ヶ月目に経験したのは、訴訟でも無く、自己破産でもなく、クライアントの自殺だった。

当時の私は学生時代の友人がバイクで死んだ以外に、死に直面した経験が無かった。

その日、そのクライアントの携帯電話に連絡すると別人が出た。地元の警察官であった。彼は無機質にこう告げた。「○○さんは亡くなりました。」

その後分かったのだが、デフォルトによる債権回収が原因ではなく、金銭トラブルによりそのクライアントの親戚でもあるインテリヤクザに追い込まれたというのが事の真相であった。首吊り自殺だった。

今の私がそのクライアントの立場であれば、法的に争う事は難くないと思う。
しかし当時の私は、生後数ヶ月の子供を抱いた奥さんと一緒に「何故…」と泣く事しか出来なかった。

詳細を記す必要は無いと思われるが、債権回収は満額行われた。

不動産ファンド事業に辿りつく10年前の出来事は、根拠の無い自信で起業をしようとしていた生意気で経験も考えも浅い若造を、勉強に打ち込み、経験を欲するように変えさせるには十分であった。