ダメ出しの専門家 北村美由起です
今日読んだ本の内容に
とても共感しました
「心が折れる職場」
2か月以内に
「今日はちょっと飲んで帰らない!」と
社内の方を誘いましたか?
または誘われましたか?
上司の立場にある方は部下に対して
「今日ちょっとどう?」と誘いましたか
「今日ちょっと付き合ってもらえますか」と
言われることはありますか
親の立場の方は
子供が自分からお友達を誘っているかどうか
知っていますか?
職場、学校ともに言える事なのですが
職場には飲み会や会社で行う忘年会などがあり
学校には遠足、運動会などが計画されています
すでに決まっている事とは別に
子供なら「今日は遊ぼう」「来週公園に行こう」など
自分で周りとの時間を作ろうとします
社員も
会社の行事とは別に
ランチをしたり、仕事帰りにちょっと飲んだり
個人的な付き合いが発生するはずです
学校行事や社内行事は
これらは一つの行事をみんなでやることによって
チームワークを強化し、一人一人の達成感や
様々な効果を期待しての行事です
しかし
同じ行事をやっても効果が出ない会社もあります
行事をしてもコミュニケーションが活発にならない
ホウレンソウが無い、ホウレンソウが無いと
報告が一向上がってこないと嘆く
それはコミュニケーションが足りないからだ
では今週はまた飲み会をしましょう!
と実施しても
一向に報告の件が改善されない・・・
それは良かれと思ってやっている
行事そのものがただの儀式だからです
儀式ですから
社員は本当は出たくない
出たとしても面白くない
何の意味があるんだ!と思うけれど
「儀式ですから」
学校もそうです
先生が良かれと思ってやっていることが
まったく子供には伝わっていない事があります
本の中にも書かれていたのですが
トップや上司ががちがちに管理支配し
飲み会も挨拶の徹底や礼儀正しさばかりを求め
仕事の事で責められたり叱られたりしながら飲んでも
満足度なんかはあがりません
忘年会も新年会も普通の社内の飲み会さえ
「会議」「面談」とさほど変わりのない状態になっているならば
部下はそんな飲み会に行きたいとは思わないです
職場も学校も
内容、人、時間など満足感が感じられる事が必要です
という内容がこの本には書かれていたのですが
私もまったく同感です
人が辞めていく会社は儀式しかないのです
3年以内に退職していく人は
会社に儀式しか無い事を見抜いたのです
私は個人的には各家庭のクリスマスや誕生日も
儀式的なものが多いのではないかと思います
自分でも感じるんです
世の中の儀式に動かされている事を
だから、娘と旅行の計画をしたり
息子を含めて旅の計画をしたり
儀式ではない事を考える時間がとても幸せを感じます
主体性、自主性、利他的
これらはすべて儀式からは学ぶ事が出来ません
形よりも、「心」を通わせる瞬間を作る事だと思います
アイムOK、ユアOKをお互いが
感じる事です