激辛アセスメント講師 北村美由起です
職場を変えたい
もっと会社を良くしたい
お客様からも、
社員からも喜ばれる会社にしたい
仕事をしている人はみなそう思います
それを実現させるためには
なんらかの取り組みが必要です
それは
教育と環境づくりです
教育とは
経営理念、企業理念を理解している事
クレド、職場内ルール
そして仕事に求められる技術的なスキルを教える
環境とは
当たり前に皆が実行しているか
管理者は率先垂範しているか
実行しない場合には
注意されるなどペナルティがあるか
自ら技術を覚えようとしているか
この二つが職場にないと
改善も成長もありません
ルール違反があっても注意も指摘もされない職場は
さらに悪行が増えていきます
人間の心理として
小さな悪行が職場内に目立つというのは
それは「組織に対する挑戦」です
きちんと裁くかどうかを試しているのです
ルール違反を取り締まる機能が組織に
あるかないかを見ているのです
時々職場の問題に対して相談を受け
対応する事がありますが
改善するためのアドバイスをしても
実行しないので
まったく変化が無いという事があります
教育:改善方法という内容を学ぶ
環境:実行はしない
では聞いた話しで終わります
難しいのは環境を作る事です
やりたくない、忙しい
反抗されるなど出来ない理由が山ほど用意されていて
「イエスバット」の心理ゲーム
私の幼馴染は
食品加工の会社を経営しています
頭の先からつま先までの地味なユニフォーム
マスク着用
お手洗いの手順など
衛生のルールが決まっています
面接に来た若い女の子はそのユニフォームを見て
辞めていく子も多いようです
しかし、だからと言って
そのレベルを下げれば食品の品質が保証されません
社員全員がその基準を守る環境が出来ています
やる意味や目的を理解し
やらないと注意されるからです
では人間は一度できた環境やルールを
誰からも管理されずに維持、保持することが出来るでしょうか
それは難しいです
よほど強靭な意識と
厳密なルーティンが出来る人でないと
すぐに緩んできます
環境は
維持するためのなんらかの取り組みを
作らなければなりません
ルールの徹底
一定した環境
ゆるくて楽しい職場は
主体性や自主性が育ちません
厳しくてもやりがいと喜びを経験する事
そんな環境作りに
これからも関わって行きます