女性が社会で働く障壁 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



先日読んでいた斎藤孝の本の一文


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より平等な世界を真剣にめざすなら

女性が手を挙げつづけない傾向があることを

まず認識しなければならない


より多くの組織や個人が

こうした傾向に気づき、女性を励まし

背中を押すとともに


女性自身も手を挙げつづける事を学ぶ必要がある

手を降ろしてしまったら

どれほど注意深い上司でも、もう気付くことはできない


(クローズアップ現代 HP)


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女性が働くための障壁は多い


目に見える障壁と目に見えない障壁


外部の問題と、内部の問題と様々



「一歩踏み出すためには、

まず自分の中の恐れや遠慮をチェックする必要がある」


恐れがあるから「つるむ」

不安だから「つるむ」のが女性の傾向

良いつるみは力になるが

そうではないつるみは

自分を現状維持に停滞させることになる


はじめはそれでも良い

そこからいつ脱出して次のステップに行くのか?

それができないつるみに成長や学びはない


女性の障壁の一つが自分の居場所

今まで一緒につるんでいた仲間ではないだろうか


「それでいいのよ」「がんばったじゃない」

「出来る事をやろう」「楽しいのが一番」「みんなちがってそれで良い」


そこから一歩前に踏み出そうとすると


「子供がかわいそう」

「そこまでして働かなくても」

「女性しか家族を守れないのよ」と


引き留め足をひっぱる言葉は

恐ろしいほどプールされている



男性が会社でこういったセリフを口にするだろうか・・・


自分の夫が会社でそういうことを言って

本当にそれを言いながら仕事をしているだろうか


女性の障壁で一番大きなものは

つるんでいることが楽しいと思う

主婦感覚なマインドで?



地域には女性が集まる機会がたくさんある

女性のリーダーは

他の女性の背中を押し「この場所」から追い出す事ではないか


「いつまでもここにいたらいけないよ」と

次のステップに送り出す事



自信をつける場所を見つけたら

次は自信のない場所で自信をつける

自信なんてはじめからあるわけじゃない



女性が好む場所の特徴は「自分が否定されない場所」

自分がそこへ行っても歓迎される場所


誰も注意も指摘もしない

そして子育てになど絶対口を出さない


「あの人、こんな場所に子連れ?」など

思ったとしても口など出せない



だから居心地がいい、

ビジネス感覚の衰退の危機感など感じない


その感覚で仕事をしても

お客様になるのは同じ感覚の人

だから仕事の感覚が磨かれていかない


本当の意味での女性教育が

今の日本には必要なのだと思います


働く意識と


しかし、斎藤孝も、女性の事、良く見てるな~


女性が伸びるポイント

1.欲求を持つこと


2.占いや迷信に振り回されない事


3.出来るところを伸ばし、改善箇所を修正できる環境を作る事


4.知識をつけ、賢さを身に着ける事