アホ大学のバカ学生 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



強烈な本のタイトル


アホ大学のバカ学生

聞いたときに笑いました


自分では

バカ大学のアホ学生の方が正しいような気がする


田中大臣の今回の大学新設見送りに

私は適切だと思います


確かに学校ができれば町は活性化されます

学生の学ぶ場も増えるでしょう


でも、学ぶ場って増えることが

本当に正しい事なのでしょうか?


高校に勤務していた時に

大学から訪問に来る担当者の方に言ったことがあります


「こんな授業内容で何の意味があるんでしょうか」

そんな内容だったと思います


「ここを必要としている人がいるんです」

確かにそうだ


レベルの低い大学を必要としている人はいる



大学は大学であり

大学としての役割を果たさなくてはならない


しかし、入学してくる学生は

高校の授業が理解していないどころか


中学レベルの問題しか解けない

いや、それさえ解けない人もいる


うそだろーと思うかもしれません

そう思うでしょう、当然です


でもそれが現実なのです

そんな人が集まるところがアホ大学であり


そこに集まる人がバカ学生と呼ばれるのです



大学で共通科目の授業を担当する

数学と外国語の先生が言ってました


「最低限高校一年のレベルぐらいは理解してほしい」


大学なのに学生が内容を理解できず

まったく話にならないと聞いたことがあります


みなさんはアホ大学と呼ばれている大学が

各都道府県にどれだけあるかご存知ですか?


そこの教科書を見たことがありますか?

それはとても大学とは言えない内容です


それでもそれを求める人がいるのだから

学ぶ場を奪ってはいけない


その意見は良くわかります

そんなに学びたいのなら



なんでもっと高校で


勉強しなかったんだ!ヾ(▼ヘ▼;)



偏差値の底辺にどこまであわせて大学を創るんだろう


私は田中大臣のやり方に


どうしていままで誰もやらなかったのか

そこを思います


求人の「大卒」という意味は

すでに意味を果たさなくなっています


採用する大学をしぼっている企業が出てくるのも

しかたのないことなのかもしれませんね