出ないものは出ない | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です


蜂窩織炎(ほうかしきえん)という感染症にかかり

39度8分も熱が出て

いやいや大変でした


この年で39度以上出ると

元気なんて出るわけがないです


すっかり無口になっていました


そんな私に

先日友人がわざわざ私にと本を買ってきてくれました


斉藤孝の「座右に名言」です


教務職をしていた時から斉藤孝先生が好きで

良く本を読んでいました


ふむふむ、なるほど!

そうだよな~と


私の快刺激をくすぐる先生の本が好きでした


しかし、あるとき気が付きました

パワーのある本は

自分にパワーがないと読めないのです


本の内容というよりも書き手のパワーに

対峙できないのです


ちょっと前ですが、なかなかガッツが戻らない私は

斉藤孝の本からパワーを得ようと

本屋で手に取ると


ダメだ・・・


パワーある先生の本を読むだけの力が

その時の自分にはないことに気が付きました


いつも本から元気をもらっていましたが

それは体力気力がある程度あるからこそだったのです



人は元気のない自分に元気を出せという

落ち込んだ自分に頑張れという


わかってはいるがどうしてもそれができない

それは自分が弱いから?自分が甘いから?


そこで責める人もいるだろう


でも、人はそういうこともあるのです

元気ややる気は

出ないときは出ないのです



自分で経験して思いました


身体がしっかりと整えば

人はちゃーんと身体の奥からパワーが出てくるのです


ガッツがでない

元気が出ない


それは体と精神のバランスが悪いからでしょう

気力だけではガッツは回復はしません


特に自分でなんでもやれると思って生きてきた私は

元気ややる気なんてどうにでもなると思っていましたが


そうはいかないこともあるのだと

やっとこの年でそんなことが理解できるようになりました



で、斉藤孝の本ですが

今はしっかりと読むことができます


もうすっかり元気ですから大丈夫です


この本を買ってくれた友人といろいろな話をしました

頭が良い人ってどういう人を言うのか


利口とか、大人の賢さってなにか

楽しかったです


明日はそんなことを書こうと思います


大人の賢さってどんなところに現れるのか

みなさんはどう思いますか?