対応の差はなんの差? | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



先日のことです

みどりの窓口がとても混んでいたので


目的地までの切符を買わずに電車に乗り

降りるときに料金を払い領収書を書いてもらいました



その領収書を待っているわずかの間に

初老の男性が途中下車をしたいと駅の方に話かけてきました


対応している駅員さんは

見た目は27歳ぐらいの若い駅員さんです


駅員さんは男性に説明をして下車できることを話していました

でも、その男性はなにやらよく理解ができなかったようで

改札口でウロウロしています



せつめいしたのにウロウロしている男性を見て

駅員さんが「チッ」と舌打ちしたのを耳にしました


続いて駅員さんが

またその男性に説明をして理解させようとしていました



しかし、その説明の仕方が

なんともイライラした口調でぶっきらぼうでした


なんだこの話し方!

この人はなんでそんな態度で仕事をするのか?



黙っちゃーいられないこの性格

一言、言いました


「年齢が年齢だから説明しただけでは理解できないんですよ

どうしてそんなイライラした口調で説明するんですか

もっと丁寧に説明してあげてください

わからないんだから、仕方がないでしょ」


その駅員さんは私の言葉が聞こえたのか聞こえなのか

領収書を書いています


「聞こえているなら私の顔を見てください」


彼は小さな声で「はい」と返事をした


私も出張に出ると駅員さんにいろいろと聞くことがあります

エレベーターの場所や乗換の事、一番早く行ける方法とか

駅員さんに聞くことは多いです


でもやっぱり駅員さんの対応には違いがあります

時間まで調べてくれる丁寧な人

乗ればわかりますよ程度の対応をする人


同じ教育を受けていても差は出ます

いったいこの差はなんなのでしょうか?



私は仕事を愛しているか

人を喜ばせたいと思うか

その仕事に対するプライドの差


この違いだと思います



若い人がちょっと目に余るような対応をしたら

やはりそれは注意指摘をしたほうがいいと思います


それが大人の役割だと思うからです



できない奴ほど偉ぶって横柄になるものです

できる人はどんな場所でも謙虚に腰が低いものです


できる人は腰が低くても「この人は違う」と思わせる

にじみ出るものがあります


そんなにじみ出るものを身に着けるために

日々学びなのだと思います



外国人の方は

日本はどこへ行っても親切で対応が良いといいます


その期待を裏切らずに

日本人が日本人からもそう評価されるように


私たちもがんばらなくてはいけないと思います