高飛車子です
新幹線や飛行機の座席
すでに通路側にどなたかがお座りになっていて
自分の席が窓側の時に
ちょっと想像してください
あなたならどのように席に座りますか?
なかなか人の膝の前をとおりながら席に座るのは
良い気分ではありません
おしりを向けたくないし
正面向いたら、胸が近くなるし
自分も相手も嫌なものだと思います
自分がそれを嫌なら普通はいったん立ちあがって
窓側の方を通す
たぶん
嫌じゃないから立ちあがらない?
嫌だけど立ちあがりたくない?
いえ、恐らく
自分も嫌だけど立ちあがって席にとおす
ということを思いつかない、知らないのだと思います
先日機内でのことです
私の席が窓側
すでに通路側にはビジネスマンらしい男性が座っていました
座席の確認をするとその男性は
(自分の膝のまえをさあとおりなさい)と
言いたげに少し膝を手前に引いた
それでもその男性の膝に触れることなく
席に座ることは不可能です
ちょっと躊躇する私を見て
その男性は立ちあがって私をとおしてくださった
「ありがとうございます、助かります」
昨日の新幹線の中でもありました
私は窓側
通路側にはすでに女性が座っていた
足元にはバッグが二つ
(これをまたいで座れというのか・・・)
気のきく人ならバッグをもってくださる
もっと気のきく人ならバッグを持って
席をいったん立ちあがってくださる
なぜなら
私はキャリーバッグを持っているから
しかし、その方は・・・
仕事で外に出る機会が多いので
様々な場所で
最近の日本人の傾向を目の当たりにする
今はタクシー恐怖症です
タクシーの運転手さんのあの冷たい態度
この運転手さんで良かった~
そう思えるのは1週間で二回あるかないかです
どうか良い運転手さんでありますように!と
願いながらタクシーに乗る
乗ったとたん降りたくなるようなこともあります
昨日は工業地帯にある企業様から帰りにタクシーに乗りましたが
運転手さんが嫌でも降りることができません
田舎なのでタクシーが流れていないのです
”朝倉千恵子トップセールスレディー育成塾”
で私は先生から様々な事を教えていただいた
先生は自分のタクシー経験談も話してくださる
嫌な印象の運転手さんの時は
目一杯明るい対応で料金を払い
降りる時には元気に挨拶をして降りること
人が前をとおる時は
「前を失礼します」と一言添える
後ろをとおるときも同じ
後ろは見えないからなおのこと
「後ろとおります」「後ろを失礼します」
と一言、たった一言いうだけでとおり風が
そんな嫌なものではなくなる
すべてはたった一言が左右する
最近の社会人は教えられていないことが多い
若いとか若くないなど関係なしに
他人とのかかわりの中での
ルールやひと手間が疎かになっているように思うのです
一旦席をたち、相手がとおりやすいようにする
そんなことを教えられずに社会人となり
社会人となっても誰もまた教える人がいない
”朝倉千恵子トップセールスレディー育成塾”の生徒なら
その時に先生のある言葉が脳裏をよぎる
それをやるのに
何秒かかる!
何秒かかる!
何秒かかるー!
はいーー!Σ(゚д゚;)
ありがたい事に条件反射とでもいうのでしょうか
パブロフの犬のように
ある場面になると
頭の中に先生の顔が現れ
ちょっと怖い声で注意指摘が聞こえてくるのです
例えば座席なら
立ちあがるのに0.5秒、通路に出るのに1秒
また席に座るのに1秒
たったそれだけで
相手が気持ち良く席につけるなら簡単な事!
という声が聞こえてくるのです
これは塾生ならみな同じです
教え込む、教え込まれるとはこういう事です
その人がいなくても
何をする事が最善なのかが聞こえてくる事です
もっとも
なぜ立ちあがったのかも
わからずに席につく人もいるかもしれないけど。。。
ただ、狭い場所でのお互いのマナーであることは
間違いのないことです
いくつになっても教えられることって
大事ですね