一番以外はビリ(その1) | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



「一番以外はビリも同じ」


そんな言葉がある本に書いてあった


こんな言葉を学校で発言したら


お叱りを受ける時代だ



がんばったプロセス重視が好まれるが



二番は


本当に一番の次なのか



二番は一番の次


そんなことあたりまえだ



しかし、順位はそうであっても


そこから受けるトータル的なものを考えると


二番で与えられるものはなんだろう




一番以外はビリ


極端に言えばそうだ




あの箱根駅伝で


二位でよかったね~


頑張ったんだから二位でも上等だよ



いう人がいるだろうか

(いるかもしれない・・・)



しかし、その言葉を聞いて


「そうですよね」と


納得する選手が本当にいるだろうか






実際、シード以外


二番だからという扱いはないなにもない




駅伝を見ていてそう思う


優勝した早稲田以外をどうTVは放送したか


二番も三番もビリもそう違いはないのではないか?


選手はその現実をよく理解しているし


それだけの強さを持っているとも思う



そんな人が卒業して企業に入ってきたら


実に扱いやすいのではないか・・・



最近は学校教育でも


順位をつけることを避けることが多い


でも


中学、高校へ行けばおのずと順位は出てくる


徒競争を廃止したり


学級委員長をなくしたり



みな平等みな同じを推奨する


しかし


そこに慣れてしまった生徒はどうなる?


評価されることを怖がり


順位におびえ


鍛えられずに育つことのデメリットはかなり大きいと思う



新人の3ナイ


・怒られたことがない


・礼儀がない


・ガッツがない



だから大学生になっても


社会人になっても


自分は草食系だとかたる



企業は草だけ食べて生きてはいけない


草を一生懸命食べて褒めれくれる人などいない



一番以外はビリもおなじという感覚


私は好きだ